当たりはずれはあるが、パーティーゲームとして相変わらず魅力的!『Nintendo Switch Sports Resort』レビュー

思わぬ白熱したライバル対決を生み出す、スポーツゲームの詰め合わせ2022年、任天堂はモーション操作によって人気を博した「Wii Sports」時代の楽しさと魅力を復活させようとした。しかし、その高い目標を十分に達成することはできなかった。今、『Nintendo Switch Sports Resort』は再びその難題に挑んでいる。今回の明確な方針は、とにかく「増やす」ことだ。スポーツの種類も、衣装も、モードも、収集アイテムも増えている。もっとも、要素が増えれば必ずしも作品全体がよくなるわけではない。本作は深く潜れるプールというより、広いだけの浅い海のように感じられることも多い。しかし、人が集まるパーティでぜひ遊びたくなるような、多彩なゲームが収録されていることで、その欠点を十分に補っている。2006年の初代『Wii Sports』が打ち立てた高いハードルを超えたとは言えないかもしれないが、あのころと同じ、子供のように無邪気な喜びを呼び起こしてくれる。 『Nintendo Switch Sports Resort』には、12種類のスポーツを題材にしたミニゲームが収録されている。白熱した1対1の勝負が楽しめる「ピンポン」から、すべての競技の舞台となるウーフーアイランドをプロペラ飛行機でのんびり飛び回るものまで、その内容は幅広い。ただし、各ゲームの完成度には大きな差がある。アーチェリーはJoy-Conを独創的に活用しており、特に優れた競技のひとつだ。一方、再登場したバスケットボールはほとんど手が加えられておらず、相変わらず動きが決まりきっているように感じられる。私の求めている自由な移動や操作は今回も実現していない。 IGNが前作『Nintendo Switch Sports』をどう評価したか 『Nintendo Switch Sports』は、かつての『Wii Sports』や『Wii Sports Resort』と同じく、パーティーゲームとして遊ぶのが最も楽しい作品だ。集まりにちょっとしたおバカな楽しさと体を動かす刺激が欲しいときには、うってつけである。 新旧のスポーツを組み合わせた収録内容は少々物足りず、競技ごとに完成度の差もあるが、シリーズの過去作を印象深いものにしていた魅力は、おおむねしっかり受け継がれている。直感的なモーション操作、誰もが気軽に立ち上がって体を動かせる手軽さ、そして一日中頭から離れなくなりそうなほど素晴らしいメニュー音楽だ。 ただし、目新しさが薄れるまでに、それほど長い時間はかからないだろう。 スコア: 7 詳しく読む 新たに追加されたスポーツも当たり外れがある。マリンバイクでは、2つのJoy-Conをハンドルのように握り、ジェットスキーのレースを疑似体験する。しかし、このぎこちない操作方法は必ずしもうまく機能せず、楽しいスポーツというよりも、単なる一発ネタのように感じられる。 一方、文字どおり手を使う指相撲は、本作に愉快な遊び心をもたらしている。実にばかばかしい競技だが、意外にも白熱した対戦を楽しめる。オンラインでプレイした際には、試合ごとに戦略や駆け引きが変化していくことに、うれしい驚きを覚えた。相手をだまして隙を作り、自分の罠にはめるために、プレイヤーたちが次々と新しい戦術を編み出していく様子は見ていて面白い。私自身も、誰にも負けてたまるものかと、すっかり熱くなってしまった。

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