盤面を塗りつぶして敵を圧倒せよ!陣取り×デッキ構築ローグライク『Rainbow Legends』デモ版プレイレポート #rainbowlegends

「カードゲーム」と「陣取り合戦」が融合したらどうなるか。その答えの一つが、Unpixel Cloud Cedar Studioが開発を手掛ける『Rainbow Legends』だ。 本作は、カードを使ってユニットを展開し、戦場の領地を自分の色で塗りつぶしていくローグライク・デッキ構築型カードゲームである。

一見すると可愛らしいピクセルアートの作品だが、その中身は骨太な戦略と、一瞬の判断ミスが命取りになるヒリヒリとした駆け引きが詰まっている。2026年1月26日に公開されたデモ版を実際にプレイし、その独自性あふれるゲームプレイの魅力をお届けする。

「塗った面積」がそのまま「火力」になる快感

本作の最大の特徴は、戦闘システムにおける「色」の重要性だ。 一般的なカードゲームではカードの攻撃力がそのままダメージになることが多いが、本作は少し違う。カードの効果で盤面(タイル)を自分の色に塗り替え、ターン終了時に「確保した領地の差分」などが敵へのダメージソースとなるシステムを採用しているのだ。

つまり、どれだけ強力な攻撃カードを持っていても、足元を塗られていなければ真価を発揮できない。逆に、攻撃力が低くても盤面を広く制圧していれば、敵を圧倒できる。この「陣取り」と「攻撃」のバランス感覚が絶妙で、思考を巡らせるのが非常に楽しい。自分の色が盤面を侵食し、敵を追い詰めていくビジュアルは、単純な数値の削り合い以上の爽快感を与えてくれる。

戦略性が異なる2つのクラス

デモ版では「メイジ(青)」と、新登場の「タイラント(ピンク)」という2つのクラスを体験できる。

「メイジ」は、連鎖攻撃やカードの複製を得意とするテクニカルなクラスだ。コンボが決まった時の爆発力は凄まじく、計算通りに盤面が青一色に染まった時の「やってやった感」は格別である。 一方、「タイラント」は兵士を指揮して物理的に領地を制圧していくスタイル。こちらは強力だがリスクを伴う決断を迫られることが多く、慎重なプレイングが求められる。

どちらのクラスも個性が際立っており、リプレイ性は高い。ローグライク特有の「遺物」や「イベント」も豊富で、遊ぶたびに異なるデッキ構築が楽しめるのも嬉しいポイントだ。

パズルモードとコミュニティ要素

戦闘に疲れたら「パズルモード」で頭の体操もできる。これは手持ちのカードを使って、指定された盤面をピッタリと埋めるというもの。戦闘の激しさとは打って変わって、詰め将棋のような静かな思考戦が楽しめる。40ステージも用意されているため、これだけでも十分なボリュームがある。

また、全プレイヤーが同じキャンバスを共有する「コミュニティ塗り絵ボード」というユニークな試みもあり、ソロプレイだけでなく、緩やかな繋がりを感じられるのも現代的だ。

荒削りだが光る原石

デモ版ということもあり、翻訳面で一部未調整な部分(英語設定でも中国語が残るなど)や、タイトルの表示バグといった報告も見受けられるが、これらは製品版に向けた改善が大いに期待できる範囲だ。 それ以上に、ドット絵の可愛らしさと、戦略カードゲームとしての完成度の高さが勝っている。

「ただカードを出すだけ」に飽きてしまったゲーマーには、ぜひこの「色で殴る」新感覚を体験してほしい。戦場を自分の色で染め上げる準備はできているか?

ゲーム概要

  • タイトル: Rainbow Legends Demo
  • ジャンル: ローグライク / デッキ構築 / ストラテジー
  • 開発元: Unpixel Cloud Cedar Studio
  • パブリッシャー: Light Up Games
  • プラットフォーム: PC (Steam)
  • 価格: 無料(デモ版)
  • 日本語対応: 日本語字幕対応
  • ストアURL: https://store.steampowered.com/app/4335250/Rainbow_Legends_Demo/

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