ダース・モールがジェダイに“敬意”を抱く――新作アニメ『スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード』で描かれる変化をキャストが明かす

「ジェダイ・ナイトに賛同していたわけではないが、少なくとも彼らには理念がありました」ダース・モールを主人公に描くDisney+の新作アニメシリーズ『スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード』では、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で悪名を轟かせたヴィランの“変化した姿”が描かれることになるようだ。そこでは、ジェダイについて「敬意を払うべきものがある」と学んだモールの姿が示されるという。 これは、長年ダース・モールの声を担当してきたサム・ウィットワーがStar Wars Insiderの取材で語ったものだ(The HoloFilesより)。ウィットワーは、クワイ=ガン・ジンを殺害し、その後オビ=ワンに真っ二つにされたからの年月で、モールがどのように変化したのかを語っている。 ダース・モールのその後の物語を追っていない人のために簡単に説明すると、「ファントム・メナス」で一刀両断されたモールは、その後復活し、『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』で高い人気を博した。そして今回、全10話のアニメシリーズ『スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード』では、彼のさらなる暗躍が描かれる予定だ。 「物語は『クローン・ウォーズ』の後から始まります」とウィットワーは舞台設定を説明する。「帝国が支配を確立し、モールはあらゆることを見直しています。帝国が権力を握ったときの変化から自分を守るための計画もあったし、支えてくれるはずの人々もいましたが、その多くは彼のもとに残らなかった。彼は立ち直りつつあり、混乱が収まるなかで、帝国を見渡しています。弟子時代から師とともに目指してきた存在を前にして、“これはパルパティーンの思惑通りなのか? 自分はこれをどう感じるべきなのか?”と考えているのです」 本作が描くところによれば、モールは帝国の現状に好感を抱いてはいないようだ。帝国は「影響力、権力、そして金」のために存在する体制にすぎないと彼は見ている。同時に、ダース・シディアスがモールの弟サヴァージ・オプレスを殺害したことを経て、かつての師に対する考え方にも変化が生じている。 「彼は疑問を抱くことなく、ジェダイを憎み、滅ぼすよう訓練されてきました」とウィットワーは続ける。「でも今は銀河を見渡して、“ああ、ジェダイ・ナイトが1人か2人いてくれたらよかったのに”と考えているのです。少なくともジェダイは立場がはっきりしていた。そこには敬意を払うべきものがあった。だが帝国には価値観がない。あるのは露骨な影響力、権力、そして金の奪い合いだけ。道義は失われた。彼はそれを嫌悪感をもって見ているのです。ジェダイ・ナイトに賛同していたわけではないが、少なくとも彼らには理念がありました。相手がどういう存在かわかっていたし、それを前提に理屈を交わすこともできた。帝国にはそれが通じないのです」 もっとも、それでモールが急に愛嬌のある人物になるわけではない。「この番組は悪党と、それ以上に悪い連中との対決です」とウィットワーは締めくくる。「その構図において、モールは“悪党”の側に属しています」 『スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード』は2026年4月6日よりDisney+で配信開始予定。毎週2話ずつ配信され、5月4日まで続く予定だ。

つづき

関連性のありそうな記事