PlayStationのPC移植取りやめ方針、Steamの新製品が背景に?報道に対してゲーム開発者が新たな見方を示す

「何十年もコンソール戦争が繰り広げられてきたのに、そこで勝つのはValveってなったらかなり皮肉だよね」先日、ソニーが戦略を大幅に変更し、自社のシングルプレイゲームのPC展開を取りやめ、コンソール独占のままとする方針だと報じられた。戦略を変更した理由のひとつは、PlayStationのゲームが次世代Xbox(PCゲームもプレイ可能)でプレイできるようになることを避けるためではないかと推測されていたが、今回、ソニーの傘下だったスタジオの開発者が別の見解を示した。 Bluepoint Gamesでテクノロジー部門責任者を務めていたピーター・ダルトンは、「もっと興味深い可能性」として、ソニーが最近発表されたPCとコンソールのハイブリッドハードウェア「Steam Machine」の存在を意識したのではないかと述べている。 「コンソールという存在は主に、ゲーミングPCよりも安価でシンプルな代替手段を提供するからこそ成り立っている」とダルトンは言う。「多くの家庭では、ゲームに特化したコンソールを購入するほうが、高性能PCを組んだりメンテナンスしたりするよりも正当化しやすい」 「でも、もしValveが、コンソールのような体験を提供しつつPCゲームのライブラリすべてにアクセスできる新しいSteamのコンソールを発売した場合、それはかなり魅力的な選択肢になる。もしその状況で、ソニーがすべてのゲームをPCでも同時に発売したとしたら、Steamのコンソールは事実上すべての長所を備えることになるだろう。コンソールの手軽さと、PCゲームの膨大なラインナップの両方を兼ね備えるわけだから」 「何十年もコンソール戦争が繰り広げられてきたのに、最後に勝つのはValveってなったらかなり皮肉だよね」 気になるのは、Steam Machineがいつ、いくらで発売されるのか、ということだ。Valveは最近、2027年まで発売されない可能性を示唆したが、その後これを修正し、依然として2026年内の発売を目指しているとした。価格に関しては触れられていないが、AI需要によるPCハードウェアの価格高騰の影響がある中で、Steam Machineの価格を抑えることには苦戦するだろう。 Bloombergでは、PC向けに販売するPlayStation作品の最近の売り上げ低迷やPlayStationブランドへのリスク、そしてPS5、さらにはPS6の売り上げにも影響を及ぼす可能性があることが、ソニーの方針転換の背景にあると報じられている。また同時に、PlayStationタイトルが次世代Xboxで動作する可能性も、ソニーがコンソール独占路線へ回帰する要因になった可能性があると指摘している。 ソニーは近年、PlayStationのゲームをPCへと展開させてきたが、すべての作品をコンソールと同時にPCでも発売しているマイクロソフトほどではなかった。しかし、シングルプレイのPlayStation作品を独占で発売し、一定期間が経過してからPCでも発売するという段階的なアプローチを採用している。また、『HELLDIVERS 2』のようなライブサービスゲームは初日からPCでも発売するという別の戦略をとり、『HELLDIVERS 2』の場合は記録破りの成功を収めた。実際、ソニー傘下のBungieはライブサービスの脱出シューター『Marathon』をPC/PS5/Xbox Series X|Sで同時に発売する。一方で、Sucker Punch Productionsが開発する『Ghost of Yōtei』とInsomniac …

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