ドラマ版「ハリー・ポッター」のファーストルック画像が公開 原作にない描写も盛り込む長期計画、制作のHBOは「通常行わない規模の投資をしている」と語る

完成度の高い撮影セットがインフルエンサーから好評ドラマ版「ハリー・ポッター」を手がけるHBOが、同作について、原作全体を映像化するために「通常なら行わないような規模の投資をしている」と語った。 本作は、原作小説の各巻をそれぞれ1シーズンとして映像化する計画の下、昨夏に撮影が開始された。今後約10年にわたって製作が続けられる予定で、俳優らは製作終了までそれぞれの役を演じる契約だ。 フランスで開催されたテレビドラマの祭典「Festival Séries Mania」で、HBO Maxのオリジナル番組制作責任者を務めるサラ・オーブリーは本作について、同社にとって「非常に大きな覚悟を持って臨んだ作品」であり、前代未聞と言えるほどの製作費がかかっていると語った(Varietyより)。なお同イベントの中で、ハリー・ポッター(ドミニク・マクラフリン)がクィディッチの試合に向かう様子をとらえた写真も公開されている。 クィディッチの試合に向かうハリー・ポッター。 写真:HBO/Warner Bros. 「これほど大きな意味を持つ作品に取り組むのは、とても特別なことです」とオーブリーは続けた。「プレッシャーは大きいですが、とにかく特別なのです。本作で作り上げられた世界は、本当に驚くほど素晴らしいですよ」 先日、撮影現場の映像がリークし、ドラマ全体を通して登場する魔法界のショッピングストリート「ダイアゴン横丁」の様子が明らかになった(映像は削除済み)。映像には、低いコストでは作れない豪華なセットが映っており、今後複数シーズンにわたって撮影できるからこその投資であることは明らかだ。 オーブリーによると、最近、「ハリー・ポッター」関連のインフルエンサー数人を撮影現場に招待したところ、魔法界をこれまでにないほど詳細に再現したセットを見て「泣き出した」という。 実際、「ハリー・ポッター」のファンサイト「The Leaky Cauldron」が公開している撮影現場訪問のレポートでは、セットは実物とグリーンバックの併用というよりも、物理的な造形物として完成された印象を与えるものだったとしている。そしてもう一つ、ハーマイオニーがホグワーツから入学許可証を受け取るという原作には存在しないシーンがドラマで登場することも判明したという。 HBOの高額投資については、同社にとって本作が前例のない規模の取り組みであることから、それほど驚くことではないだろう。HBOが、少なくとも7シーズン製作することに前もってゴーサインを出した作品はほかにあっただろうか。多大な製作費が投じられたという意味で比較対象になるのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』くらいだろう。 ドラマ版「ハリー・ポッター」は2027年初頭に配信予定。シーズン1は全8話だ。撮影は昨夏から開始されており、映画や原作小説には存在しないシーンを撮影する様子などが明らかになっている。先月には、ドラコ・マルフォイの家庭生活がさらに多く描かれることもわかった。ドラマは、原作小説や映画のようにハリーの視点に焦点を絞った作品ではないようだ。 ほかにも、ジョン・リスゴー演じるダンブルドアがニコラス・フラメルに会うシーンや、リチャード・ダーデン演じるカスバート・ビンズ教授による「魔法史」の授業、ジョニー・フリン演じるドラコの父ルシウス・マルフォイが、小説や映画よりも早く、シーズン1から登場するといった変更点が存在するとされている。 …

つづき

関連性のありそうな記事