『プラグマタ』にも『バイオハザード レクイエム』と同様の隠しURLがファンによって取得される――理由は「面白そうだから」

カプコンを尊敬している『プラグマタ』のパブリッシャーであるカプコンが、自社ゲーム内に再び未取得のURLを残していたことが判明し、案の定それをファンが取得する事態となった。 『バイオハザード レクイエム』でも同じようなことが発生していた。本作もゲーム内に登場するドメイン名が未取得のままであることを発見され、あるプレイヤーがすぐさまそのドメインを購入し、自身のYouTubeチャンネルやSNSへのリンクを掲載するために利用した。IGNの取材に対し、そのプレイヤーは「カプコンが自社で管理していないドメインをゲーム内で参照していたことに驚いた」と語りつつ、「求められれば返却するつもりだ」とコメントしていた。 『プラグマタ』でも、同様の問題が発生している。同作に登場するウェブサイトのURLだ。このURLは「バイオハザード」シリーズのファンにとって明らかなイースターエッグとなっており、同作の悪役であるアルバート・ウェスカーを示唆するものになっている。 ロシアの『プラグマタ』プレイヤーであるアレクサンダー・トリスヴィヤツキー氏は、ゲーム内でこのURLを見つけた後、実際にアクセスできるのか試した、とIGNに語っている。 「『プラグマタ』が発売されてすぐにプレイを始めて、3Dプリントされたニューヨークが登場する場面にたどり着いたんです。看板を見たら『A Wesker Production.com』と書かれていて、ブラウザで『aweskerproduction.com』と入力してみたところ、まだ取得されていなかったので、すぐに登録しました」とトリスヴィヤツキー氏。 現在、このサイトにアクセスすると「バイオハザード」のミームがいくつも表示され、シリーズのキャラクター(特にアルバート・ウェスカーやレオン・S・ケネディ)がユーモラスなポーズで登場する内容になっている。ページのタイトルには「やあ、こんにちは」と書かれており、フッターには「本ページは娯楽目的で作成されたものであり、カプコンとは一切関係ありません」と明記されている。 トリスヴィヤツキー氏は、このサイトをわずか数分で構築し、ほかにもアクセスする人がいるのかを確認するためにGoogleアナリティクスを追加したと語っている。また、「すべての権利はカプコンに帰属し、ミームはそれぞれの制作者のものです」といった免責事項も記載した上、サイトを公開した。当初は誰もアクセスしないだろうと思っていたというが、その後アクセス数は急増したそうだ。 「このドメインを今後どうこうするつもりはありません。あくまで一度きりのプロジェクトですし、自分は詐欺師ではなく、ただのファンだということを強調しておきたいんです。広告も入れていませんし、寄付を募ったりもしていません。ただ楽しみたかっただけで、結果的にうまくいったみたいですね」とトリスヴィヤツキー氏は語った。 「私はカプコンの作品を尊敬していますし、同社のゲームが大好きです。もし要望があれば、このドメインはすぐに譲渡するつもりです。ロシア語へのローカライズ、しかも音声収録まで含めて対応し続けてくれていることにも大きな敬意を抱いています。ロシア語圏のプレイヤーは本当にそれを評価していて、感謝しているんです」と同氏はIGNに述べた。 興味深いことに、トリスヴィヤツキー氏は『バイオハザード レクイエム』でも同様の事例が発生していたことを知らなかったらしい。あくまで「面白そうだから」という理由でドメインを購入したという。また、誇らしげにこのサイトは今朝の時点で4万5000回以上のアクセスを記録していることも明かしている。 今後はさらに多くのファンがアクセスする可能性もある。カプコンは今週初め、『プラグマタ』が発売からわずか2日で100万本を売り上げたと発表したばかりだからだ。新規IPとしては素晴らしいスタートを切っており、作品自体も好意的な評価で迎えられている。本作はIGN JAPANのレビューでも8点を獲得しており、「コンパクトかつ緻密に作り込まれた完全新作TPS」と評している。

つづき

関連性のありそうな記事