1960年代の裏社会へ潜入!緊迫の強盗劇を描くノワールアクション『Noir Mafia Simulator: 1960s American Crime』プレイレビュー #NoirMafiaSimulator

本日紹介するのは、1960年代のアメリカ裏社会を舞台にしたクライムアクション『Noir Mafia Simulator: 1960s American Crime』だ。闇に包まれた時代でギャングとしての頭角を現し、危険な強盗劇に挑むシミュレーターである。

1960年代の退廃的な空気感と高リスクな強盗ビジネス

本作の最大の魅力は、モノクロ映画を彷彿とさせるスタイリッシュなノワール調の世界観だ。プレイヤーは一介の犯罪者となり、銀行、博物館、果ては警察局や他のマフィアの隠れ家まで、ありとあらゆる場所に押し入ることになる。

ゲームの基本は「計画と実行」だ。ターゲットとなる施設にはそれぞれ異なる構造やリスクが設定されており、どのように潜入し、いかにして大金を奪うかという戦略性が求められる。静まり返った夜の街で、一攫千金を狙うギャングの緊張感がダイレクトに伝わってくる。

静かに忍び寄るか、ド派手にぶっ放すか、選択は自由

ミッションの攻略ルートが固定されていない点は非常に評価したい。偽造書類やピッキングツールを駆使して影のように潜入し、誰にも気づかれずに金庫を空けるステルスプレイ。あるいは、最初からトンプソンやショットガンを構えて正面突破を試みる強硬手段。これらを自分のプレイスタイルに合わせて選択できる。

実際にプレイしてみると、ステルスでのじわじわとした緊張感も良いが、やはり銃撃戦の混沌とした盛り上がりには脳汁が出る! 自分の選択がそのままミッションの成否に直結する感覚は、この手のジャンルが好きな人にはたまらないはずだ。

人質交渉と激化する警察との攻防戦

本作のユニークな要素として、民間人を「人質」にとって状況をコントロールするシステムがある。ただ金を奪って逃げるだけでなく、人質を盾に警察と交渉し、現場にかかるプレッシャーを管理しなければならない。この民間人の扱い一つで、その後の脱出難易度が大きく変化する。

時間が経てば経つほど、警察の包囲網は第1波、第2波と激しさを増していく。街全体がロックダウンされる前に、奪った戦利品を車に詰め込んで現場を離脱する瞬間は、まさに手に汗握る時間だ。荒削りな部分は散見されるものの、インディーゲーム特有の尖ったコンセプトと熱量がしっかりと詰まった一本に仕上がっている。

ゲーム概要

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