これぞプレイできる映画の究極系!『BLOOD MESSAGE』をプレイした感想

中国版「アンチャーテッド」?「まるで映画をプレイできるようなゲーム」とはよく言ったものだが、『BLOOD MESSAGE』ほどそれが当てはまる作品も珍しい。 『BLOOD MESSAGE』は、唐代末期の中央アジアおよび東アジアを舞台にした中国産の大作で、主人公は無名の伝令として息子と共に壮大な旅に出る。ゴアな戦闘が印象的な、ストーリー重視のリニアなゲームである。 トレーラーを見た段階では中国版「ゴッド・オブ・ウォー」のような印象を受けたが、実際にプレイしてみると、どちらかといえば「アンチャーテッド」に近いことがわかった。開発陣も「アンチャーテッド」や「The Last of Us」から影響を受けているという。しかし、大きな違いは『BLOOD MESSAGE』が剣による近接戦闘のゲームであること、そして古代中国を舞台にしていることだ。 昨今、ゲームはなにかと自由度が求められるようになり、オープンワールドこそがもっともリッチなゲーム体験であるという風潮があるように思う。しかし『BLOOD MESSAGE』をプレイして、むしろリニアなゲームこそが、もっとも豪華でサービス精神に溢れているように感じた。 約20分のプレイ時間で同じ街を冒険しているだけでも、これでもかというくらいに作り込まれた部屋や街を次から次へと訪れていく。オープンワールドであれば、あとで再訪して隅から隅まで調べ尽くせるが、『BLOOD MESSAGE』ではこうした豪華な環境が一瞬通り過ぎるだけの、映画のセットピースのような役割を担っている。しかも、本作は旅をする物語となっている。ゲームを進める過程で砂漠から山岳地帯まで、多種多様な景色を訪れるわけだ。これもまさに「アンチャーテッド」のようなアプローチといえるが、近年はそうしたゲームが少なくなっている。はっきり言って、『BLOOD MESSAGE』ほど圧倒的なビジュアルとディテールでこのようなゲームを体験したことがなかった。 戦闘そのものは、すごく斬新なシステムがあるわけではない。PlayStationのコントローラーであれば、R1で弱攻撃、R2で強攻撃を繰り出せる。L1は防御で、タイミングよく押せばパリィが発動する。✕ボタンは回避。このように説明すると、最近よくある戦闘タイプに聞こえるだろう。しかし、通常のアクションゲームであれば、敵に攻撃した際はだいたい同じようなモーションが発動する。対する『BLOOD MESSAGE』はその状況に応じてユニークなモーションがあるのではと思ってしまうほど、攻撃するたびに違うことが起きる。 モーションは実にリアルで重みがあり、敵を倒したあとは本当に人を斬ったような感覚が残った。攻撃をしてから鍔迫り合いのような状況が発生したり、敵が自分の武器をつかんでつかみ合いになったりなど、シチュエーションがリアルタイムで変化していき、一部はシンプルなQTEシーケンスに繋がる。

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【PS4】The Last of Us Part 2

心をえぐられる凄まじい経験を経て、エリーは復讐のために再び旅立つ。 その行いがもたらす恐るべき連鎖に心と身体を揺さぶられながら――この旅を見届けろ。

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