『Fable』は究極のライフシミュレーションゲーム? 言葉の話す豚の運命から結婚相手までプレイヤーの思うままに

ゲームプレイ映像が公開現在のマイクロソフト傘下には、複数のパブリッシャーやスタジオがひしめく巨大なゲーム帝国が存在する。その中で、私が最も楽しみにしている作品は間違いなく『Fable』だ。私はオリジナル三部作が大好きだった(特に『Fable II』は最高だった)。 とにかく、「Fable」はXboxの厚いラインナップの中でもほかに代えの利かないシリーズだ。そして今回それを手掛けているのは、おそらくマイクロソフトが所有するスタジオの中でも最高峰と言える Playground Gamesだ。彼らはこれまで10点満点級の作品を何本も作っているのだから。さらに、『Fable』を作るうえで彼らには決定的な強みがある。イギリスのスタジオだということだ。 今年のXbox Developer Directでは、Playground Gamesが「Fable」復活に必要な材料をすべて揃えていることを示す、これまでで最も有力な証拠が見られた。 Xbox Showcaseで2027年2月23日という発売日が発表されたあと、私は実際にXbox Series X上で動作する本作を見ることができた。なお、同じデモのプレイ映像は現在、YouTubeでも公開されている。 残念ながらこのデモに戦闘はほとんど含まれていない。正直に言えば、それこそが私が本作に対して抱く唯一の不安だ。Playground Gamesはこれまで戦闘のあるゲームを作ったことがないし、これまで公開された映像を見る限り、武器が敵へ当たった際の重量感が物足りないように感じられた。 今回のでも映像は、もうひとつの重要な柱を見ることができる。『Fable』のライフシミュレーション要素だ。 Playground Gamesによれば、これは「ゲームの中のもうひとつのゲーム」だという。ライフシミュレーション、ソーシャルシミュレーション、経済シミュレーション。それらすべてが組み合わさることで、プレイヤーは本作の舞台であるアルビオンで「特別な人生」を築くことができる。 今回のデモ映像は、シルバーブルックの町外れに広がる黄金色の草原から始まった。すぐ先の丘の向こうには空へ向かって伸びる巨大な豆の木が見える。つまりここは、以前のトレーラーに登場したデイブが住む町でもある。デイブは後に巨人となり、プレイヤーは彼を救うことも殺すこともできる人物だ。 もっとも、今回のデモにはデイブが登場しない。デモの目的は、人々との関係構築と、それによって形成される評判システムを紹介することだ。 本作には、過去作のように善悪のパラメーターは存在しない。その代わり、主人公がある地域では恐れられる厄介者として知られ、別の地域では慈悲深い聖人として語られることもある。 最初に遭遇するのは、コリンという名前の豚を巡って言い争う少年と肉屋だった。どうやらコリンは最近、人間と同じように言葉を話せるようになったらしい。そのため少年は、コリンをソーセージになる運命から救いたいと主張している。そこでふたりは、コリンを生かすか殺すかの判断をプレイヤーに委ねてきた。今回のデモでは、コリンは命を救われた。しかし肉屋はタダで手放してはくれない。そこで私たちはコリンの命と引き換えに2000ゴールドを支払った。肉屋は喜んで承諾した。当然ながら少年は即座にプレイヤーへ好意を抱く。そして町全体でも「親切な人物」という評判を得ることになった。

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