「映画ちいかわ」昔ばなし形式から逸脱した“刺激”― 「今日の日はさようなら」が観客に意識させる物語の“裂け目”【藤津亮太のアニメの門V 133回】 | アニメ!アニメ!

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は、第一に「歌」の映画である。原作はマンガだから当然、そこに音を響かせることはできない。映画はまず、舞台となる島の魅力を島民が歌う歌――その歌詞はあまりに一面的で、詐欺といえるほど表層的である――で始まり、続いて島民を襲うセイレーンの美しくもおそろしい歌声を響かせ、そ…

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