携帯型PCゲーム機を愛してやまない私だが、「RAM危機」がこの市場を破滅させるのではないかと危惧している

お願いだ、私から携帯型ゲーム機を奪わないでくれ。過去5年ほどの間に、携帯型ゲーミングPCは私にとって最もお気に入りのゲーム体験のひとつとなった。強力なハードウェア(Intel Arc G3 Extremeには拍手を送りたい)の登場と、MicrosoftおよびValveによるそれぞれのOSの改善のおかげで、毎年確実に進化を遂げてきたことも追い風になっている。 もしコストを完全に無視できるのであれば、ここ1年ほどで登場した携帯型ゲーム機はどれも素晴らしいと手放しで絶賛していただろう。Xbox Ally XはWindowsに初めてコントローラーフレンドリーなUIをもたらし、MSI Claw 8 EX AI+はその驚異的な内部スペックのおかげで、最小設定を超える画質でありながら酔うことのないフレームレートでゲームをプレイできる。 しかし、価格を無視することなどできるだろうか? Xbox Ally Xが(今のところは)奇跡的に値上げを回避しているとはいえ、MSI Claw 8 EX AI+の価格は1799ドルにも達する。これほどの高額になると、購入の妥当性を主張するのは極めて難しくなってくる。 少し時間を巻き戻してみよう。Steam Deckが登場する前、私はNintendo Switchを少し触っていたが、どういうわけか任天堂のタイトルの多くは私にはあまり刺さらなかった。そのため、外出先でプレイするためだけに、『ショベルナイト』や『Stardew Valley』のようにSteamですでに所有しているゲームを買い直すことがほとんどだった。 Steam Deckがすべてを変えた。確かに少々無骨で大型ではあったが、その分手にしっくりと馴染み、お気に入りのゲームを携帯機で遊ぶために買い直す必要もなくなった。唯一の難点は、グラフィックの負荷が高いAAAタイトルをプレイする場合、解像度や設定を最低まで落としてもなお、多くの場面で30〜40fps程度で耐え忍ばなければならなかったことだ。

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