海賊版サイトに『GTA6』の漏洩版を騙ったマルウェアが出現中

怪しいリンクにご用心。ネット上での噂に反して、海賊版サイトにダウンロードして遊べる『GTA6』のプログラムが出回っているという事実はない。 今週はじめ、CyberLeekと名乗るリーカーが『GTA6』のゲームプレイ映像とされるものを投稿し始めた。このリーク映像が出回り始めて以来、ネット上では偽情報や紛らわしい主張が後を絶たない。SNSでは便乗目的でリーカーのなりすましが現れたり、新たなリークと称する偽のAI生成動画が出回ったりしている。そして現在では、実際にプレイ可能なバージョンがネット上に存在するという説まで浮上する事態となっている。 複数の海賊版サイトやトレントサイトが、『GTA6』の製品データと称するダウンロードリンクで溢れかえっている。これらをダウンロードしてはならない。これらは悪質なマルウェアであり、実行するとさまざまな形でPCが被害を受けることになる。NordVPNの専門家によると、こうしたダウンロードファイル自体は年間を通じて出回っていたものの、最近のリーク騒動によって再び急増しているという。 NordVPNの最高技術責任者(CTO)であるマリウス・ブライディス氏は次のように語る。「『GTA6』が話題になるたび、再アップロードやDiscordのリンク、非公式のミラーサイトを通じてリーク映像が拡散します。これこそが、偽の『リーク』ファイルやアカウント情報窃盗ページが横行する絶好の環境なのです。リーク情報や削除された動画を探しているファンは、見慣れないサイトに辿り着き、その場で目にしたものを信用してしまう。攻撃者はまさにその隙を突いているのです」 『GTA6』のデータがネット上に漏洩するという発想自体、あまりにも荒唐無稽に思えるかもしれないが、前例がないわけではない。2023年末、Insomniac Gamesがハッキングを受け、開発中だった『Marvel’s Wolverine』のプレイ可能バージョンがネット上に流出する事件が発生した。それから3年が経ち、同作はようやく正式リリースを迎えようとしている。『GTA6』のデータが流出することを示唆する証拠はないものの、今回の事態が極めて異例であり、ロックスターにとって大打撃となっているのは確かだ。 今回新しく流出した映像については、2022年に起きた大規模リークと同様に、ロックスターへのハッキングによって入手されたものだと考える者もいた。しかし、事態は一筋縄ではいかないようだ。流出映像の1つにおいて、ハッカーがゲーム内の弾痕で自身の名前を刻んでいたことが判明したのである。このことから、このリーカーは実際に動作するゲームプログラムを所持している可能性が示唆されているが、詳しいことは分かっていない。ロックスター・ゲームスおよびTake-Two Interactiveは本件についてコメントを出しておらず、現時点では推測の域を出ない。 Grand Theft Auto 6 is expected to …

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