『スターサンド・アイランド』レビュー コツコツと理想の島を築くカワイイ見た目で硬派なスローライフの魅力

クラフト専用モードもほしかった南国のような島を舞台にした、カワイイキャラクターや自由度の高いクラフトなどが魅力のスローライフゲーム『スターサンド・アイランド』。主人公は都会から里帰りしてきた島の元住人で、祖父からもらった土地を開拓し、スローライフの日々を送ることになる。本作では、ノルマを課せられたり、世界を救えなどと大きな目的を命じられることもないので、何をして日々を過ごすかは自由だ。ずっと農業を続けてもいいし、のんびり釣りを楽しんでもいい。ストーリーに関わる要素も気が向いたときにやればいい。 なお、本レビューは、発売時点のビルドを対象に執筆している。 町長アシスタントの幼なじみの案内で「スターサンド・アイランド」でのスローライフがスタートする。 チュートリアルは沼へ引きずり込むための重要な窓口 本作は生産やクラフトなどやれることの自由度が高く、コンテンツのボリュームもあるので覚えることも多い。当然のようにシステムやコンテンツを覚えるためのチュートリアルの量は多かったが、イベントに自然な形で組み込まれていたので、楽しみながらゲームの仕組みを学ぶことができた。 オープニングでは職業について1種類だけ詳しく説明をしてもらえるが、同時に複数の職業に登録できるので、何を選んでも問題はない。 本作は、メインイベントが以下の5つの職業の職業訓練をさせるような内容になっており、これらがチュートリアルの役目を果たしている。ストーリーを楽しみつつシステムを深く学べて、課題をクリアすれば報酬も得られるので、とても楽しみやすいコンテンツになっていた。 製造 アイテム製作の要。全職業の効率を左右する最上級の作業台を作るためにも不可欠であり、もっとも優先すべき職業 栽培 作物の育成と畑の開拓。レイアウトの工夫や巨大作物の収穫など、収益と効率を追求する農業の醍醐味が詰まっている 漁獲 釣り竿や仕掛けカゴを用いた魚の確保や、および養殖池での管理などが行える 飼育 家畜の世話と家畜のための環境構築をするための業種。ブラッシングでの交流や、大型の動物は乗ることもできる 探索 ダンジョンのような場所「蛍月の森」を探索するために必要な技能を習得できる 各職業は見習いから名人まで5段階で、試験を受けてイベントをクリアすることで昇級することができる。昇級すると、新しい道具の設計図が手に入ったり、種を広範囲にまくといった便利な技能を習得できるようになる。この仕組みの開放タイミングが実に絶妙で、プレイの規模が大きくなって作業が面倒に感じるタイミングで新しい能力が手に入るため、プレイを重ねるほどにおもしろさが増していった。

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