芝刈り機のエンジンを始動させ、青々としたフィールドへと乗り出す。前作で多くの作業ゲー愛好家を虜にした本格芝刈りシミュレーターが、大幅な進化を遂げて帰ってきました。Skyhook Gamesが手掛けるシリーズ最新作『Lawn Mowing Simulator 2』の体験版がSteam向けに配信され、実際に触れる機会を得ました。
舞台をアメリカへと移し、芝の描写エンジンの刷新や待望のブロワー(落ち葉清掃)の導入など、ファン待望の新要素が惜しみなく詰め込まれています。
劇的に進化した「芝」の質感とカッティングの爽快感
今回の体験版で最初に驚かされたのは、完全に刷新された芝生描画システムです。デッキを下ろしてブレードを回転させ、青草へと突入した瞬間、視界の境界線がくっきりと浮かび上がります。
刈り取った場所と手つかずの場所の差が一目で把握でき、トラクターが通ったあとに生まれるストライプ模様の美しさは格別です。前作と比べても草の密度や反動のリアルさが増しており、広大な敷地を均等に仕上げていくプロセスそのものに強い快感を覚えます。コックピット視点と三人称視点の切り替えもスムーズで、障害物周辺の取り回しも直感的にこなせました。
待望のブロワー導入。落ち葉と雑草を片付ける心地よいルーティン
本作最大の追加要素が、落ち葉清掃とナイロンコード草刈り機(トリマー)による細部の仕上げです。
現場にブルーシートを敷き、ブロワーの風圧で数万枚規模の落ち葉を一箇所へ吹き集めていく作業は、芝刈りとはまた違った中毒性があります。散らかり放題だった庭が、道具を使い分けることでみるみる整っていく光景はまさに圧巻。隅に残った厄介な雑草をトリマーで丹念に刈り取り、最後にゴミ袋へまとめて作業完了となったときの達成感は、日常のストレスを一気に吹き飛ばしてくれるほどの清涼感に満ちています。
開発中ビルドとしての荒削りさと、製品版への期待
現時点での体験版は最適化の途上にあり、グラフィック詳細設定の一部制限やコントローラー挙動の微調整など、改善が待たれる箇所も散見されます。しかし、根底にある「黙々と景観を整える心地よさ」のコア体験はすでに完成されており、実在メーカー(Kubota、SCAG、STIGAなど)のライセンス機材を駆使して会社経営を進める製品版への期待が自然と膨らみます。
本作はこんなプレイヤーにおすすめ
- 作業工程をコツコツ積み重ね、目に見える成果や達成感を得るのが好きな方
- 『PowerWash Simulator』など、環境を綺麗に整えていくチル系シミュレーターの愛好家
- 実在する大型農機やガーデニング用プロ機材のディテールに惹かれる方
ゲーム概要
- タイトル:Lawn Mowing Simulator 2
- ジャンル:芝刈り・景観管理シミュレーション
- 開発元:Skyhook Games
- パブリッシャー:Skyhook Games
- 発売日(本編):2026年9月23日
- プラットフォーム:PC(Steam)
- 言語対応:英語(体験版時点では日本語非対応)
- ストアページ(本編):Steamストアリンク