運命を握るのは6面の出目!サイコロ構築×弾幕アクションの異色ローグライト『Roll The Bones』プレイレビュー #rollthebonesgame

ダイスを振って出た目によって発動する魔法が変わる――。そんなボードゲームのような不確定要素を、ハイペースな見下ろし型弾幕シューティングに落とし込んだ異色作『Roll The Bones』が登場しました。

プレイヤーは限られたスロットにダイスをセットし、迫り来る敵の大群を相手にダンジョン深部を目指します。運の要素に翻弄されつつも、緻密なビルド構築と正確な立ち回りでねじ伏せるカタルシスが魅力の一作です。

振るたびに展開が変わる「ダイス=弾薬」の戦闘システム

一般的なシューターと大きく異なるのは、攻撃手段そのものが「ダイス」である点です。装備したダイスには6つの面が存在し、振られた出目に応じて繰り出される呪文や攻撃効果が決定されます。

強力な効果を持つ反面、何も起きない「空白の面」が含まれるダイスも存在し、ハズレを引けば再ロールが発生して手痛い隙を晒すことになります。リロードやスキルのクールダウン管理、そして出目の確率配分をどうコントロールするかが生死を分けるため、ただトリガーを引き続けるだけの大味なプレイは通用しません。この独特の緊張感こそが、本作最大の持ち味です。

確率を支配するビルド構築と多彩な部屋ギミック

道中のショップや強化ポイントでは、ダイスの特定の面を強力な魔法に張り替えたり、威力を底上げしたりといったカスタマイズが可能です。1/6の超高火力を狙うクリティカル特化にするか、どの目が出ても安定してダメージを出せるように平均化するか、プレイスタイルに応じた構築の幅が用意されています。

さらにダンジョン内には、通常の殲滅戦だけでなく、制限時間付きの部屋や無傷での突破が求められるチャレンジルームなど、多彩な試練が存在します。高リスクな挑戦を乗り越えた先で手に入る強力なアーティファクト同士が噛み合い、部屋全体を巻き込むド派手なシナジーが完成したときの爽快感は格別です。

硬派な難度とプレイフィールの課題

手触りとしては全体的にシビアな調整となっており、敵の激しい弾幕に対して自機の機動力や回避アクションのクールタイムはやや重めに設計されています。弾幕の隙間を縫う精密な操作が求められるため、軽快に敵を薙ぎ払うタイプのアクションを期待すると序盤は苦戦を強いられるかもしれません。

また、システムやUIの情報量が多く、出目による攻撃のタイムラグに慣れるまでは操作に戸惑いやすい側面もあります。早期アクセス段階ということもあり、操作感のレスポンスや画面の見やすさなど、今後のアップデートによるさらなるブラッシュアップに期待したい部分です。

本作はこんなプレイヤーにおすすめ

  • 『Enter the Gungeon』などの手応えある高難度弾幕ローグライトを好む人
  • 不確定なリソースを知識とビルドで制御していく戦略的なゲーム性が好きな人
  • 歯ごたえのある難易度で、試行錯誤を繰り返しながらプレイヤースキルを磨きたい人

ゲーム概要

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