実写映画版『サイバーパンク2077』はゲームのストーリーをなぞらない――CD Projektが明かす

素晴らしい判断だ。CD Projekt Redが、ついに実写映画版『サイバーパンク2077』について口を開いた。同社によれば、ゲームのストーリーをそのまま1対1で移植するようなアダプテーションにはせず、同じ世界観の中で新たな物語を描きたいと考えているという。 「現時点で言えるのは、ゲームの単なる映画化にするつもりは絶対にないということです」と、共同CEOのミハル・ノヴァコフスキはGamesRadar経由でポーランドのメディアPAP Biznesに語っている。「『サイバーパンク』の世界を舞台にした物語を伝えたいと考えていますが、ゲームのストーリーをそのままそっくり置き換えるようなものにはなりません」 『サイバーパンク』の実写映画は、最近の統合を経てスカイダンス傘下となったパラマウントとのパートナーシップのもとで制作が進められている。プロデューサーを務めるのは、実写版『トランスフォーマー』シリーズで知られるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラだ。 映画がゲームからどれほど離れた内容になるのかは興味深いところだ。ゲーム版では、頭の中に謎のコンピューターチップを埋め込んだ傭兵のVが、キアヌ・リーブス演じるジョニー・シルヴァーハンドのデジタルゴーストに苛まれる姿が描かれていた。個人的には、再びキアヌを起用し、ジョニーがチップに閉じ込められる前の物語を描いてくれたら最高だと感じている。 もちろん、マイク・ポンスミスが手がけた卓上TTRPGを原作とする『サイバーパンク』のユニバースは、さまざまなオリジナルストーリーを描くに十分な広がりを持っている。身体を改造し、データを刷り直していく中で、「自己の同一性」や「自主性」、そして自らを「テセウスの船」になぞらえるようなテーマを深く掘り下げるための格好の土壌と言えるだろう。 こうしたアプローチは、同社がアニメ化の際にとった手法とよく似ている。TRIGGERが制作を手がけたアニメシリーズ『サイバーパンク エッジランナーズ』は、ゲーム内に登場するロケーションやキャラクターを登場させ、CD PRが創り上げた世界観を忠実に反映したマルチメディアプロジェクトでありながら、ディストピアと化したポストヒューマンの地獄絵図の中でオリジナルキャラクターによるまったく新しい物語を描き出していた。 このTRIGGER制作のアニメシリーズは、10月20日に『サイバーパンク エッジランナーズ 2』が配信開始となり、今月Netflixに帰ってくる。詳細については、クリエイター陣に迫ったIGNのインタビュー記事をチェックしてほしい。 …

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