『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』はなぜこんなに時間がかかっているのか?プロデューサーのフィル・ロード&クリス・ミラーが理由を説明

「一番プレッシャーをかけているのは自分たち自身です」大幅に延期されている『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は、現在2027年6月18日の米国公開を予定している。本作がこの予定通り公開されれば、2023年の前作『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』から4年後、そして2018年の『スパイダーマン:スパイダーバース』からは実に8年以上を経ての公開となる。では、なぜこれほど時間がかかっているのだろうか。 io9のインタビューで、「スパイダーバース」シリーズのプロデューサーであるフィル・ロードとクリストファー・ミラーが遅延の理由を説明した。2人によれば、批評面・興行面の両方で高い評価を受けた前2作を上回ろうと自らに課したプレッシャーが大きな要因であり、それを実現するための膨大な作業量も影響しているという。さらに、続編を2部作に分ける決断に伴う問題や、それを再構築して整合性のある三部作にするだけでなく、それぞれを独立した作品としても成立させる必要があったことも時間を要した理由だ。 「ある時点では1本の映画だったのですが、あまりにも内容が多すぎたため2本に分けました」とミラーは説明する。「しかし後半部分を見直してみると、“これは単に始まり、中間、終わりのあるストーリー展開じゃない”と気づいたんです」 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース 2023年 監督:ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン 出演:シャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルド、オスカー・アイザック、ほか U-NEXTで観る ↗ 「物語がどこへ向かうのかはわかっています。でも中盤で何が起きているのかを、もっと深く理解する必要がありました」とロードは付け加える。「そして、家族が使命や才能によって引き裂かれたとき、どうやって再びひとつにするのか? すべてを手にするにはどうすればいいのか? という素晴らしい着想にたどり着きました」 「一番プレッシャーをかけているのは自分たち自身です」とミラーは続ける。「毎回自分たちを超えようとし、観客がまだ見たことのないもの、体験したことのない感覚を届けたいと思っています。前2作に匹敵する価値のある作品にしようとすることが、原動力となってきました」 「一度バラしてから再び組み立て直さなければならなかったことこそが、本当に時間がかかった最大の理由です」とミラーは語った。

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