実写映画版「ストリートファイター」ガイル役、撮影中は豪鬼役と顔を合わせないよう気を遣われていたと明かす

いずれもWWEのスーパースター映画『ストリートファイター/ザ・ムービー』のキャストは豪華な顔ぶれがそろっており、その中にはWWEのスーパースター、コーディ・ローデス(ガイル役)とローマン・レインズ(豪鬼役)も含まれている。しかし、ローデスが撮影現場での体験を語った限りでは、両者が同じ画面に映るシーンはあまりないようだ。 ポッドキャスターのクリス・ヴァン・ヴリートの番組に出演したローデスは、レインズとの共演シーンがあるかどうかを尋ねられた。これに対し、ローデスは次のように語っている。 「撮影現場で一緒だったのは1日だけです。セットの構造もあって、彼も同じことを言うと思いますが、スタッフは俺たちが本当に喧嘩したり、揉め事を起こしたりするんじゃないかと思っていたようです。無線では“ガイルが出ます、次は豪鬼が入ります”といった具合に連絡が飛び交っていて、俺たちが顔を合わせないようにかなり気を配っていました。実際には一度だけ会いましたが、それは彼にトレーラーの場所を教える必要があったときだけです。それが唯一の瞬間で、とても気まずかったですね」 2人の間に確執があるように見られている背景には、WWEで長く続いたストーリーラインがある可能性が高い。その物語は2024年のレッスルマニア40でクライマックスを迎えた。メインイベントではコーディ・ローデスがジョン・シナ、セス・ロリンズ、ジ・アンダーテイカーの助けを受けてローマン・レインズを破り、歴史的な試合の末に彼の長い無敗記録を終わらせ、WWE統一王者の座を獲得した。 「あれはクレイジーな関係ですよ」とローデスは言う。「彼が成し遂げてきたことには敬意しかありません。でも、どういうものなのか自分でもよくわからないんです。正直あまり話したくないくらいです。ただ、とても不思議な関係ですね。彼の戦いについて言えるのは、もし作中で戦うシーンがあるなら、俺が見たものは本当に特別だったということです。そして『ストリートファイター』のファンも、キタオ・サクライ(監督)が本当に特別なものを作り上げたと感じると思います」 「キタオはいろいろ試すことにとても積極的でした」とローデスは続けた。「撮影現場にはカスタムメイドの『ストリートファイター』のアーケード筐体が並んでいて、それぞれ違う作品が入っていました。つまり、1つの筐体でシリーズのゲームをそれぞれ遊べるようになっていたんです。ゲームのディレクターも来てくれました。現在のシリーズを率いる人物です。ゲームを愛して育った人たちは、この映画のファンサービスやキャラクターへの敬意にきっと満足すると思います。自分もこのゲームが大好きだったし、最初の映画版も皮肉ではなく本気で好きでした」 もちろん、ハリウッドに進出したレスラーはローデスやレインズだけではない。これまでにも多くのレスラーが映画界で成功しており、なかでもデイヴ・バウティスタ、ドウェイン・ジョンソン、ジョン・シナは特に知られている。ローデス自身もそのことをよく理解しており、特にシナが撮影現場でWWEスターに求められる基準を作った存在だと語っている。 「バウティスタが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でやったことや、ファイナル・ボス(ジョンソン)が成し遂げたことを見ればわかります。俺があの現場に入ったとき、そしてほかのレスラーが映画の現場に入るときも同じですが、今は最初から万全の状態で臨まなければなりません。ジョン(・シナ)が基準を作ったからです。彼はどんな仕事にも誰より早く来て、最後まで残ります。機転も即興も素晴らしいですし、インタビューしてくれた人のことを全員覚えています。彼がこの業界で私たちに教えてくれたことは、今やすべて実践しなければならないことです。彼という前例がある以上、レスラーだからといって現場で気を抜くことはできません」 そしてもちろん、ガイルといえばあの特徴的なヘアスタイルにも触れないわけにはいかない。ローデスによれば、あの髪型はヤクの毛で作られたウィッグだという。もし気になっていた人がいれば、これで答えがわかったはずだ。 2026年公開予定の格闘ゲーム原作映画は『ストリートファイター/ザ・ムービー』だけではない。『モータルコンバット』の続編も今年公開予定で、それぞれのキャストがお互いを挑発し合っていることも話題になっている。

つづき

関連性のありそうな記事