『プロジェクト・ヘイル・メアリー』、大ヒットを受けて続編の可能性 「ロッキー」のグッズ展開にも商機ありと報道

原作者のアンディ・ウィアーが主導権を握っている映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の全世界興行成績が好調なことを受け、続編を製作してフランチャイズ化するという話が出ているようだ。 同名小説を映像化したライアン・ゴズリング主演の本作は、公開週末に1億4000万ドルの全世界興行収入を記録し、華々しいスタートを切った。北米で8058万ドル(約128億円)、北米以外の地域で6040万ドル(約96億円)を稼ぎ出し、世界累計で1億4098万ドル(約224億円)という素晴らしい興行収入を記録した。2020年のパンデミック以降、続編でも既存のフランチャイズ作品でもない映画が北米以外の地域で5000万ドル超のオープニング興行収入を達成したのは、『オッペンハイマー』と『F1/エフワン』に次いで3作目となる。また、全世界でのオープニング週末興行収入は『Scream 7(原題)』の9700万ドル大きく上回り、現時点で2026年最大となっている。 オープニング週末興収のうち2760万ドル(約44億円)はIMAX上映によるもので、フィル・ロードとクリストファー・ミラーが監督した本作を巨大なスクリーンで鑑賞したいという需要の高さを示している。実際、IMAXは北米興収全体の20.3%を占め、オープニング興収が8000万ドルを超えた作品としては、IMAX史上3作目となる“20%超え”の構成比となった。 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、Amazon MGMスタジオにとっても断トツで歴代最高のオープニング興収を記録した作品となり、『クリード 過去の逆襲』を上回った(なお、同スタジオによる次の劇場向け大型作品は、6月に米国公開予定の『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース』である)。Varietyによると、本作の製作費は2億ドルだとされており、劇場公開中に黒字化するにはなお一定の興収が必要だが、この出足を踏まえれば、黒字到達の可能性は十分にある。 そのため、すでに続編の製作が検討されていると聞いても、それほど驚くことはないだろう。The Hollywood Reporterによると、現時点で原作者のアンディ・ウィアーとAmazon MGMスタジオとの間で正式な話し合いは行われていないが、「続編が製作される可能性がないとは言えない」という。ちなみに報道では、可愛らしい仕草で注目を集めている異星生物「ロッキー」のグッズ展開の可能性についても強調されている。『オデッセイ』の原作小説『火星の人』の著者としても知られているウィアーが主導権を握っていると言われており、さらなる映像化のためには『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の続編を執筆する必要があることが示唆されている。 それが実現する可能性はあるのだろうか? ウィアーは最近、The New York Timesのインタビューで、何らかの形で続編を作るかどうか尋ねられ、次のように答えている。「もちろん。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の続編のアイデアはあります。でも、まだしっくりこないんです。次に出す本を書いているところなんですが、それは過去の作品の続編ではありません」 そのため、すぐに続編が製作されることは期待しないほうがいいだろう。だが、いずれ実現することは十分に考えられる。ハリウッドがヒット作を生んだ場合、それは続編が作られることを意味する場合が多いからだ。 IGN …

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