アニメ調の個性豊かなヒーローたちを操作し、大量の敵をなぎ倒す爽快感が特徴のローグライクアクションゲーム『Dungeon Brawls』の体験版が配信された。
本作は最大4人でのオンラインマルチプレイに対応し、MOBA的な緻密なスキル発動と、ローグライク特有のランダムなビルド構築が融合したハイペースな戦闘が楽しめる一作だ。
プレイヤーの創造力を刺激する圧倒的自由度のビルド構築
実際にプレイを始めて驚かされるのは、そのビルドの多様性と圧倒的な戦闘のテンポの速さだ。体験版でありながら10名のアニメ風ヒーローが選択可能で、用意された50種類以上のスキルと80種類以上のレリックを自由に組み合わせることができる。
物理特化で正面から敵を粉砕するか、ド派手な魔法で画面全体を制圧するか、はたまた防御を極めて要塞と化すか、すべてはプレイヤーの選択次第だ。戦闘中に理想のシナジーが噛み合い、スキルが画面を埋め尽くして敵が一瞬で消え去る瞬間は、脳内物質が分泌されるほどのカタルシスを感じる。この手探りで最強の組み合わせを見つけ出す感覚こそ、ローグライクの醍醐味だ。
仲間との連携で面白さが跳ね上がるマルチプレイ体験
ソロプレイではシビアな立ち回りが求められる場面もあるが、本作の真価は最大4人によるオンライン共闘で発揮される。マルチプレイに足を踏み入れた瞬間、ゲームの面白さが別次元へと跳ね上がった。
仲間内でそれぞれのキャラクターの強みを活かし、互いの弱点を補い合うようなチーム編成を考えるのがとにかく楽しい。一人が前衛で敵を引きつけ、もう一人が広範囲魔法でまとめて処理するような連携が決まった時の爽快感は格別だ。ボイスチャットで盛り上がりながら、何も考えずに敵をハック&スラッシュする時間は、現代人の疲れた脳にとって最高のエンターテインメントと言える。
荒削りながらも底知れないポテンシャルを感じる一作
一方で、ゲームバランスや特定のビルドの強弱に関しては、まだ調整の余地が残されている印象だ。後半の難易度上昇が急激であるため、運悪くシナジーが完成しなかった際のリカバリーが難しく、プレイに慣れるまでは試行錯誤が必要になる。また、戦闘中の視認性やUIの親切さなど、細かい磨き込みを期待したい部分も見受けられる。
しかし、そうした粗削りな部分を差し引いても、本作が持つ「戦闘の爽快感」と「ビルド構築の楽しさ」というコアの魅力は非常に強力だ。ランダム性に一喜一憂しながら「もう1回だけ」とついつい次のマッチを始めてしまう中毒性があり、開発陣がプレイヤーをどう楽しませたいのかがストレートに伝わってくる。正式版に向けたさらなるコンテンツの拡充とバランス調整によって、化ける可能性を大いに秘めたタイトルだ。
ゲーム概要
- タイトル:Dungeon Brawls(地下城竞技场)※レビューは体験版のものです
- ジャンル:ローグライクアクション
- 開発元:Wise Games
- パブリッシャー:Wise Games
- 発売日:2026年9月10日
- 対応言語:日本語字幕対応
- プラットフォーム:PC(Steam)
- ストアページ:https://store.steampowered.com/app/4246640/_/