いろんなステージを「つまみ食い」できるような仕組みも導入gamescom 2026に先駆けて『ロックマン: デュアル オーバーライド』をプレイしてもっとも驚いたのが、ボスの「トゥインクルガール」の魅力であった。試遊のあとに開発者へのインタビューの機会があり、そのことについて尋ねると、意外な理由が返ってきた。 「今回は、すべてのボスのモーションについてモーションキャプチャを使っていて、滑らかで生き生きとした動きをしていると思います」たしかにモーションのどれもが愛らしいように思うし、突進を外して転ぶ様子だとか、ライフが減ったときに空中から多数の花火攻撃を仕掛けてくる様子だとかが今もありありと思い出せる。 「『ロックマン』はゲーム性ももちろん評価をいただいていると思うんですけれども、キャラクターの魅力が好きな方もいらっしゃると思っていまして、ロックマンだけではなくてボスのほうも魅力的に描こうと努力しています」 トゥインクルガールは、『ロックマン9 野望の復活!!』ぶりの女性型ボスだ。これについて質問が飛ぶと「過去作の詳しい経緯は把握していないんですが、ロボットヒーロー=男の子みたいなイメージがあり、かつ強いみたいなイメージだと男性型ロボットが主流だったと思います。今は女の子も強くて、女の子のヒーローもいていいんだという多様性の時代になっていると思うので、女性型ロボットの強いボスキャラクターが出てくるのは必然の流れかなと思います」と、登場は必然だったという風に語られた。 「デザインの幅が広がるのは本当にいいことだなと思っていて、キャラクター性も出ますし、『男性型ロボットしか出さない』というようなことは意識せずに、自由なデザインでキャラクター設定させていただきました」 「女性のキャラクターがいないから出そうみたいなことではなくて、本作を作るにあたって、魅力的な敵ロボットを出すという目標を考えたときに自然に生まれた感じがしています」 また、開発の流れとしては、ボスが最初に存在するのだそうだ。「本作では基本的に最初にボスを考えました。そのボスの特徴を活かしたステージを制作していって、ギミックや敵もそのボスのモチーフに関するものを企画していきました」具体例として「トゥインクルガールのステージは博覧会がテーマになっていて、花火がばんばん打ち上がる演出もトゥインクルガールに紐付いています」と説明された。 ボスのなかでも、トゥインクルガールはいちばん最初に生まれたものだそうで、そういう意味では『ロックマン: デュアル オーバーライド』の方向性を決定づけたボスとも言えるのかもしれない。ボスに関する情報はまだまだ少ないが、さらなる発表に期待が高まった。 キャラクター性という意味では、過去作のボス「アストロマン」が中ボスとして再び登場した点も見逃せない。「この作品が発売される2027年は『ロックマン』40周年を迎えますので、どうしたらファンの皆さんに喜んでいただけるのかを考えました。そこで昔遊んだことのあるボス、人気だったボスみたいなのと再び戦えることができれば喜んでもらえるのではないかと思い、採用させていただきました」 「新しいプレイヤーの方にも過去のボスを出すことで、もう1回手に取ってもらうことにつながってもらえればいいかなと思います」カプコンは、過去作を現行機でプレイする環境を整えており(セールも大きな発表に合わせて行われる傾向がある)、旧来からのファンへのサービスであるのはもちろんのこと、新しいファンへの過去作への導線にもつながっているのがらしいところだ。 『ロックマン: デュアル オーバーライド』における大きな変化は、ステージの下位概念としてエリアが加わったことだ。ステージはエリアに分割され、ステージ単位ではなくエリア単位でのクリアが記録される。
つづき関連性のありそうな記事
6詳細 お気に入り登録
【インタビュー】狩野英孝さんが語る『バイオハザード』の魅力 カプコン社員と展示会を巡って聞きたい裏話も
2026年10月31日 12時51分
『バイオハザード』シリーズの30周年を記念した展覧会「THE WORLD OF BIOHAZARD 30周年展」が、10月30日より東京・渋谷のBEAM Galleryで開催されている。開催...
5詳細 お気に入り登録
PCゲーム業界で“非アダルト・非投機”を貫く工画堂が語る。「受けない仕事」の哲学【工画堂スタジオ110周年】
2026年10月31日 18時36分
2026年に110周年を迎えた工画堂スタジオ。四代目の代表取締役・谷逸平氏が会社の歴史と受け継がれてきた考え方を語るインタビューコラムを連載します。
6詳細 お気に入り登録
『進撃の巨人3』インタビュー。リヴァイ並みにスタイリッシュな連続攻撃も再現可能! “コンバットアーツ”や“ブーストムーブ”など新アクションの全貌や壁外調査のボリューム感は?
2026年10月31日 10時08分
『進撃の巨人3』開発インタビューをお届け。上級者向け操作や新技“コンバットアーツ”、仲間が死亡ロストするオープンフィールド“壁外調査”の詳細が判明。リ...
34詳細 お気に入り登録
市ノ瀬加那:「GROTESQQQUE-グロテスク-」インタビュー 「ダリフラ」から8年 誇りを胸に挑む - MANTANWEB(まんたんウェブ)
2026年10月30日 23時12分
アニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス(ダリフラ)」などで知られる錦織敦史監督とCloverWorksが手がけるオリジナル劇場版アニメ「GROTESQQQUE -グロテス...
6詳細 お気に入り登録
「前作は全く売れませんでした」―だからこそ生まれた美少女ローグライトACT『夢幻桜楼閣』。電猫遊戯・ほーせんか氏が語る、レトラへの愛と開発の裏側【インタビュー】
2026年10月30日 19時15分
発売間近の『夢幻桜楼閣』、そのコンセプトやシステム、主人公「レトラ」のこだわりに迫ります。
33詳細 お気に入り登録
『FFレゾナンス』発売記念インタビュー。「新たなコンソール版『FF』を作る」という意気込みで『FFBE』の物語を徹底的に再構築。メインキャラに込めた想いも訊く【ネタバレあり】
2026年10月30日 17時00分
『FFレゾナンス』開発者インタビューをお届け。ストーリー、映像、バトル、キャラクターなど、さまざまな観点から、単なるリメイクではなくコンソールの『FF...