道をつなぐと、町が育っていく癒やしのゲーム 『Transport Fever 3』が秘めたジオラマめいた魅力【PR】

種子島で月へロケットを飛ばすシナリオも登場『Transport Fever 3』の町は、生き物に似ている。 本作でプレイヤーがやることは道路や線路を引いたり、輸送の手段・経路を設定したりすることだ。そうやって輸送網を充実させていくと、道路に沿って町が自然に大きくなっていく。いつしか町は街へと変わり、どんどん活気にあふれていく。シティビルダーと違って直接施設を置いたわけではないのに、まるで生き物のように町が成長していく。 成長した様子を見るのも大きな楽しみであり、町はもはや「育つジオラマ」である。成長した街を眺めるときのうっとりしてしまう気持ちは、昨年掲載した記事でも書いたくらいに魅力的だ。 育った町をそばでじっくり眺める癒やし そんな『Transport Fever 3』のプレビューイベントが東京ゲームショウ2026に合わせて行われた。イベントには開発者も出席しており、インタビューに応じたパブリッシングマネージャーのニコラス・ハイニ氏にあらためて本作の魅力について尋ねると次のように答えてくれた。 「一言で言うと、現実世界よりちょっと優しくて、ハッピーな世界を再現できることだと思います。町に住んでいる人々の行動シミュレーションもしっかりやっているので、人々が自分が作った交通網を使って日常生活を送ってくれるのを観測できる楽しみがあるんです。そして、それが自分の仕事の成果のように感じられるところも楽しい部分だと思います」 氏の発言を聞くまで意識したことはなかったが、たしかに本作の世界はギスギスしたところが少ない。たとえば『Transport Fever 2』では戦時中を舞台にしたステージがあったが、必要以上に戦争や戦闘が強調されるものではなく、『Transport Fever 2』が全体的に穏やかな世界であったように記憶している。 また、本作では、町の人々から誰か(それぞれに名前もついている)を選んで、その人の一人称視点で町を見ることができる。自由に移動するようなことはできず、あくまで乗り移って視点を拝借するような形なのだが、普段は神のような視点で見ていたものが個人レベルの視点でも見ることができ、「育ったジオラマ」との相性は抜群だ。この機能についてハイニ氏は「都市を自分が大きくしたんだと感じてもらうために搭載しています」と語った。 人間だけでなく走る車両を間近で眺める視点もあり、鉱山で掘り出された石材が、山間のトンネルを抜けて工業都市へと運ばれていく様子を見ることも可能だ。この瞬間はハイニ氏の語る「自分の功績」という感覚が胸の内をじんわりと満たし、なんだか癒やされるような温かな感覚がある。 パズルに似た感覚のある輸送網構築ゲーム 一言で言い表せば、本作は「輸送網を構築していくゲーム」で、「ある場所からある場所へとものを運ぶための輸送手段を設定する」のがメインだ。たとえば木材を必要としている町があれば、以下のような場所に対して輸送路を設定する。 伐採所 木(原木)が手に入る場所 製材所 …

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