スクエニ/カプコン/タイトー/セガの4社が目指す「過去の開発資料のアーカイブ」。研究や展示のための歴史的資産を守る【SIGGRAPH Asia 2024】

ビデオゲームの開発資料を残しておく意味とは何でしょうか?ビデオゲーム開発は、相当な労力とともに行われ続けています。まるで走り続けるように開発を続けるせいか、開発が終わったタイトルの企画書、イラストレーション、イメージボードといった資料は役目を終えると、倉庫の奥にしまわれたり、あるいは処分されたりすることがほとんどだといいます。しかし、ビデオゲームは長い歴史を重ねたことで、現在では文化的な価値も評価されるようになりました。そこで、さまざまなゲームはどのように作られたのかという、開発資料にも歴史を伝える価値が生まれてきました。近年はスクウェア・エニックスやバンダイナムコ研究所などで、80年代や90年代に開発されたビデオゲームの開発資料を保存する活動が進んでいます。こうした活動は、ビデオゲームを文化として保存するとともに、未来のゲーム開発に生かす意味が大きいでしょう。そんなゲーム開発資料を保存する活動は、いま、どのように進んでいるのでしょうか?「SIGGRAPH Asia 2024」の講演「The Cutting Edge of Preserving Game Development Materials Archives(ゲーム開発資料の保存の最先端)」では、スクウェア・エニックス、カプコン、タイトー、セガといった大企業が、資料の保存や資料を活用する事例を紹介しました。本講演では、「大手メーカーの開発者やインディー開発者を問わず、開発が大変な中でも資料を残しておく意味」について知見を得られるでしょう。

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