「スター・ウォーズ」は“まったく違う時代”に――7年ぶり新作映画、かつての「重圧」はないとルーカスフィルム新リーダーが語る

主人公2人の「盛大なお祭り」『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の公開が迫るなか、ファンは、2019年12月に公開された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以来となるメインラインの新作映画を待ち望んでいる。久しぶりの劇場公開作となる同作は、これまでの映画シリーズとはまったく異なる世界――もしかすると別の次元と言ってもいいほどの新たな舞台へと踏み出す作品となりそうだ。もっとも、新たな「スター・ウォーズ」三部作の幕開けに伴うような大きなプレッシャーを背負う必要がない点は、本作にとってむしろ利点だとルーカスフィルム共同CEOのデイヴ・フィローニは語っている。 2026年5月22日に公開予定の「マンダロリアン・アンド・グローグー」は公開日が確定している「スター・ウォーズ」映画2作品のうちのひとつ(ライアン・ゴズリング主演の『Star Wars: Starfighter(原題)』は2027年5月28日に米国公開予定)。企画として発表されている「スター・ウォーズ」の映画作品は数多くあるが、実際に製作・公開されるかどうかについてはかなり疑問視されている。 デイヴ・フィローニが監督する新共和国時代を舞台とした映画でさえ、発表はされているものの、実現については定かではない。ルーカスフィルムのCEOを退任することを1月に発表したキャスリーン・ケネディは、その際に「マンダロリアン」、「アソーカ」、「ボバ・フェット」のクロスオーバー映画については言及しなかった。ただ、この映画の運命は今年の「マンダロリアン・アンド・グローグー」の興行成績にかかるものとみられ、新たな情報は後任のフィローニから発表される可能性が高い。 いずれにせよ、「マンダロリアン・アンド・グローグー」は「スター・ウォーズ」の新時代の幕開けを感じさせる映画だ。フィローニ自身もEmpireの最近のインタビューでそう語っている。「エピソード7はまったく異なるものでした」とフィローニは言う。「私は『ジェダイの帰還』を見たときからエピソード7を夢見ていました。“6の次は7だろう! 7はどこだ?”と思っていたんです。でも今、『スター・ウォーズ』はまったく異なる時代に入っているのです」 そのため「マンダロリアン・アンド・グローグー」は、新たな三部作の導入という重責を背負う必要はなく、単純に2人の主人公による「盛大なお祭り」のような作品でいられる。来年公開予定の『Star Wars: Starfighter』も、どうやら同様の自由度を持つことになりそうだ。 一方で、ケネディは退任にあたってのインタビューの中で、以前発表されていたレイ・スカイウォーカーを主人公とする単独映画についても言及しなかった。この企画は2023年の「スター・ウォーズ セレブレーション」でケネディ自らが華々しく発表したもので、デイジー・リドリーがレイ役として復帰し、ジェダイ・オーダーの新時代をどのように築くのかが描かれる予定だった。 ケネディは、リドリーと監督のシャーミーン・オベイド=チノイともに、ステージ上でこのプロジェクトを発表した。しかし、それ以降、ほかの多くの「スター・ウォーズ」作品と同様に、新情報はほとんど出ていない。 「かなり進んでいますよ」とケネディは、2023年に発表された「スター・ウォーズ」シリーズ作品のラインアップについて語っている。「ご想像のとおり、たとえばデイヴ(・フィローニ)が『アソーカ』でやってきたことを見ると、映画で描こうとしているものにたどり着くまでには少なくとも6〜7年は積み重ねが必要になります。シャーミーンのプロジェクトについても、すでに数年取り組んでいます」 このレイ単独映画のストーリーについて、ケネディは「スカイウォーカーの夜明け」から15年後が舞台になると説明している。「戦争後、ファースト・オーダー崩壊後の世界です。ジェダイは混乱状態にあり、ジェダイとは何者で、何をしているのか、銀河はどんな状況なのかといったことが盛んに議論されています」とケネディは語った。「(レイは)本に記されている教えや、ルークに約束したことをもとに、ジェダイ・オーダーを再建しようとしています」 またルーカスフィルムは現在、サイモン・キンバーグによる新たな三部作の企画も進めている。キンバーグは、酷評された『X-MEN:ダーク・フェニックス』や、2022年のスパイアクション映画『355』で監督を務めた人物だ。 「(キンバーグが)書いたものを8月に読んで、それはとても良かったのですが、まだ仕上がってはいませんでした」とケネディは

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