「スター・ウォーズ」は若年層の取り込みに苦戦している?グローグー大人気も、「かつての世代ほど響いていない」とアナリストが指摘

どう思う?『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は、2019年以来およそ7年ぶりとなる「スター・ウォーズ」の新作映画として、興行面で大きな注目を集めながら劇場公開を迎えた。しかしルーカスフィルムは、来年公開予定の『Star Wars: Starfighter(原題)』のほうが、シリーズの復活にあたってより大きな可能性を秘めていると考えているようだ。 Varietyによると、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は米国において、メモリアルデーを含む週末4日間で8000万〜1億ドル(約127〜159億円)の興行収入を記録すると予測されている。これは、2018年公開のスピンオフ映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の不振だったオープニング成績に近い数字となる。ただしVarietyが指摘しているように、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の製作費は1億6500万ドルであり、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の半分ほどに抑えられている。 Roth Capital Partnersのシニアメディアアナリストであるエリック・ハンドラーは、「ベビーヨーダ」ことグローグーが膨大なグッズを生み出しているにもかかわらず、ルーカスフィルムは「スター・ウォーズ」を若年層に浸透させることに苦戦していると指摘した。かつての世代にはごく自然に響いていたような形では、現在の若者たちを惹きつけられていないという。 「ブランドへの関心自体は確かに存在しています」とハンドラーはVarietyに対し語っている。「しかし、映画の興行収入は徐々に下がっています。『スター・ウォーズ』は、以前の世代ほど若い観客に響いていません」 Varietyによれば、ルーカスフィルム内部の関係者や興行アナリストらは、2027年公開予定の『Star Wars: Starfighter』のほうにより大きな期待を寄せているという。同作ではライアン・ゴズリングが主演を務め、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』より後の時代が舞台となる。監督は『デッドプール&ウルヴァリン』のショーン・レヴィだ。 『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は、IGN USのレビューで10点中5点を獲得。「『スター・ウォーズ』の映画作品に求められるスリルも、驚きも、試練も欠けている。何より、キャラクターたちが成長し、変化していくことへの関心が感じられない」と評された。 本作は「スカイウォーカーの夜明け」から6年半ぶりとなる「スター・ウォーズ」の劇場用作品であり、多くの子供たちにとって、映画館で「スター・ウォーズ」の新作を体験する初めての機会となる。この点については、監督のジョン・ファヴローもその重要性を強く意識しているようだ。ファヴローはAP通信による最近のインタビューで、「私が初めて『スター・ウォーズ』を見たときに感じたような気持ちを、次の世代にも味わってほしい」と語っている。 この発言は、ルーカスフィルム新社長のデイヴ・フィローニが今年3月に語った内容とも重なる。フィローニは「マンダロリアン・アンド・グローグー」について、「スター・ウォーズ」の新たな三部作を始める際のような重圧を背負わずに公開できるのが利点だと語っていた。 一方、ショーン・レヴィ監督は『Star Wars: Starfighter』について、「新たな冒険です。今までに描かれたことのない時代が舞台となっています」と説明。前日譚でも続編でもない、独立した作品になると語っていた。「おなじみのキャラクター」が登場することはないとも述べているため、レイ・スカイウォーカーなどの登場にも期待しないほうがよさそうだ。 …

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