死の運命を乗り越え、荒廃した王国を切り拓く高難度2Dソウルライクヴァニア『Skelethrone: The Chronicles of Ericona』レビュー #skelethrone

裏切りによって命を落としかけ、過酷な呪いを受け入れながらも立ち上がった領主デレク・エリコナ。プレイヤーは彼となり、アンデッドや異形の神々が蔓延る荒廃した世界を旅することになります。

本作『Skelethrone: The Chronicles of Ericona』は、『悪魔城ドラキュラ』スタイルの探索型アクション(メトロイドヴァニア)に、『ダークソウル』シリーズを思わせる重厚でシビアな戦闘システムを融合させた2DアクションRPGです。退廃的なドット絵の美しさと、一瞬の油断が死につながる歯ごたえあるゲーム性が特徴となっています。

緻密なピクセルアートと息の詰まるスタミナ管理型バトル

実際に触れてまず目を引くのは、独特のザラつきを持ったダークファンタジー調のグラフィックです。霧深い廃墟や壮麗ながらどこか歪んだ建造物、奇怪な敵のデザインなど、荒れ果てた世界の空気感が細部まで丁寧に描かれています。

戦闘システムはスタミナ管理が肝となる設計です。大剣や片手剣、鎌、弓、銃器など多彩な武器種が用意されており、それぞれリーチや攻撃速度、消費スタミナが大きく異なります。敵の攻撃判定は非常に鋭く、ゴリ押しは一切通用しません。ローリングやジャンプ攻撃を駆使して敵の隙を伺い、的確にヒット&アウェイを重ねていく緊張感のある立ち回りが求められます。

探索面では、新たな移動アビリティを入手することで探索範囲が広がっていく王道のメトロイドヴァニア構造を採用。道中には隠し通路や強力な装備、キャラクターのステータスやスキルツリーを強化する育成アイテムが豊富に配置されており、マップを隅々まで調べる楽しさもしっかりと味わえます。

怒涛のボスバトルと工夫次第で活路が開けるリトライ設計

本作のハイライトは、プレイヤーの腕前を容赦なく試してくる多彩なボス戦です。巨躯を誇るモンスターから変幻自在の技を放つ人型ボスまで、どの戦闘も攻撃パターンを覚えるまでは何度も倒されることになります。

理不尽に感じる瞬間もあるものの、ボス部屋の直前に中間チェックポイント(灯籠)が配置されている場面が多く、リトライ時の移動ストレスは比較的抑えられています。また、武器の変更やスキルの振り直し、防具の耐性見直しによって攻略難度が大きく変わるため、試行錯誤の末に強敵を打ち倒したときの達成感は格別です。プレイヤーの選択によって結末が変化するマルチエンディングや周回要素も備わっており、やり込みがいのあるボリュームに仕上がっています。

本作はこんなプレイヤーにおすすめ

  • 高難度なソウルライクアクションや2D死にゲーが好きな人
  • 『Blasphemous』や『Salt and Sanctuary』などのダークファンタジー系メトロイドヴァニアを好む人
  • 重厚な世界観と独特なピクセルアートの雰囲気に浸りたい人
  • ボスの行動パターンを見極め、試行錯誤を重ねて勝利する達成感を味わいたい人

ゲーム概要

  • タイトル:Skelethrone: The Chronicles of Ericona
  • ジャンル:2DアクションRPG / メトロイドヴァニア / ソウルライク
  • 開発元:70`Strike
  • パブリッシャー:Valkyrie Initiative
  • 発売日:2024年8月7日
  • 価格:1,520円(税込)
  • 対応言語:日本語字幕対応(その他複数言語に対応)
  • Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/2139840/Skelethrone_The_Chronicles_of_Ericona/

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