『Phantom Blade Zero』を6時間プレイした感想!RPG色が思っていた以上に強いが、「アクション」としてもしっかりした作り

クリエイティブディレクターのデザイン哲学も見えたこれまでに『Phantom Blade Zero』を少しでも追ってきた人なら、高難易度アクションゲームというイメージを抱いている可能性が高いはずだ。中国・北京で本作を約6時間プレイし、さらにクリエイティブディレクターを務めるSoulframe Liang氏にもインタビューして、そのイメージが間違っていなかったことを確かめた。同時に、『Phantom Blade Zero』がそれだけのゲームではないことも新たに判明した。 「今まで戦闘を中心に見せてきたのですが、今回はストーリーや探索にサイドクエストまで体験できるビルドを用意しました。なので本作が単なるアクションゲームではなく、実はRPGだったというサプライズを実感いただけたのではないかと思っています」とSoulframe氏はインタビューの冒頭に語った。 危険だけじゃない!村や集落もある 大量の敵と戦い、新たなチェックポイントを解放し、さらに先へ進んでボスと戦う。確かにそのようなオーソドックスなアクションゲームの流れを汲んでいるが、近年流行りのソウルライクとは異なる点がいくつかある。例えば、その道中に集落や村があることだ。ここでは敵が基本的に出現せず、村人と会話したり、家の中に入って探索したりできる。本作が掲げる「カンフーパンク」の世界観をじっくり味わえるので、個人的にはかなりうれしいポイントだ。 「オープンワールドにあるような巨大な街はありませんが、人々が生活する村や集落はあります。なので、どちらかといえばオープンワールドとリニアなアクションゲームの中間のような作り方ですね」とSoulframe氏は語っている。 実際にプレイした感覚としては、初代「DARK SOULS」のような、複雑ながらも地続きのマップを探索していくのだが、その途中には危険のないエリアがより多く含まれているというわけだ。 主人公(名前は「魂」)はゲームの序盤で幼なじみの「ズオ・シャン」に裏切られ、復讐の旅に出る。その序盤で一度は命を落とすものの、「肉体の彫刻師」という謎の治療師によって「余命66日」という条件で蘇る。魂は危険とされる「パンチェン」という地域を目指し、道中では馬車に乗りながら、さっそく彼の旅を阻止しようとする謎の敵と戦いを繰り広げる。イベント色の強い場面だが、派手なバトルは中国武術ファンタジーの導入として申し分ない。 パンチェンには桂林や張家界を彷彿とさせるカルスト地形の山々と、美しい渓谷の自然が広がっている。Unreal Engine 5によるビジュアルは驚くほど美しく、風に揺れる竹林は本物かと疑ってしまいそうになるほどだ。

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