宇宙を舞台にしたサバイバルゲームは数あれど、「星系そのものを作り出す」という壮大なコンセプトを掲げた作品が登場した。Tbjbu2が開発する『Star Crafter』だ。本作は、採掘、クラフト、基地建設といった要素に加え、プレイヤー自らの手で惑星やダイソンリングを構築していく、まさに「宇宙創造」を体験できるゲームである。その無限の可能性を秘めたゲームプレイに触れてみた。
手のひらの宇宙、創造の快感

ゲームを開始してまず驚かされるのは、そのスケール感だ。我々は単なるサバイバーではなく、「星の職人(スタークラフター)」なのだ。ロケットを作り、資源を打ち上げ、何もない宙域に新たな惑星を誕生させる。その惑星に降り立ち、テラフォーミングを施し、採掘基地を築く。

この「創造」のプロセスこそが本作最大の魅力だ。最初は小さな作業所から始まるが、やがては星系全体がプレイヤーの意志によって進化していく。自ら創り出した惑星が軌道を描き、ダイソンリングが恒星の光を浴びて輝く姿は、他のゲームでは味わえない強烈な達成感を与えてくれる。思わず「俺の宇宙だ…!」と呟いてしまったほどだ。
没入感を高める「手作業」のリアリティ

本作のゲームプレイは、資源の採掘とクラフトの繰り返しが基本となる。採掘レーザーで惑星の奥深くを掘り進み、集めた資源で新たな機械を組み上げる。特筆すべきは、現状、その多くがプレイヤーの手作業によって行われる点だ。

昨今のクラフトゲームに多い「完全自動化」の要素は意図的に抑えられており、プレイヤーは自らの手で資源を運び、機械を動かす必要がある。これが賛否を分ける点かもしれないが、筆者にはむしろポジティブに映った。効率化を突き詰めるのではなく、一つひとつの工程を自分の手で実行することで、「宇宙を構築している」という確かな手触りと没入感が得られるのだ。
もちろん、退屈な作業ゲーというわけではない。インベントリのバランスやクラフトの要求量が絶妙に調整されており、テンポ良く次のステップへと進んでいける。この「サクサク感」が、膨大な作業量になりがちな宇宙開発のストレスを軽減している。
早期アクセスが拓く無限の可能性

美しいビジュアルで描かれる宇宙の風景、そしてシンプルなゲームサイクルは、リラックスして遊ぶのにも最適だ。食糧を育て、電力網を管理し、ただひたすらに自分の星系が発展していく様を眺める。そんな贅沢な時間がここにはある。
『Star Crafter』ゲーム概要
- タイトル: Star Crafter
- 発売日: 2025年9月27日
- 開発元: Tbjbu2
- パブリッシャー: Tbjbu2, PlayWay S.A.
- プラットフォーム: PC (Steam)
- 価格: 2,300円
- ストアURL: https://store.steampowered.com/app/3476660/Star_Crafter/
- 日本語対応: 字幕あり







