圧倒的好評の隠れた名作RPGがついに家庭用機へ。『Jimmy and the Pulsating Mass』は8歳の少年の夢と悪夢、そして家族の愛を描く傑作だ #jimmyandthepulsatingmass

『MOTHER』シリーズや『ゆめにっき』、そして『ファイナルファンタジーV』。もしあなたがこれらのタイトルのどれか一つでも愛しているなら、このゲームはあなたの人生において忘れられない一本になるかもしれない。

2018年にSteamでリリースされ、「知る人ぞ知る傑作」「過小評価されすぎている」と一部のRPGファンを熱狂させたインディータイトル『Jimmy and the Pulsating Mass』が、2026年2月5日、ついにNintendo Switch、PS4/5、Xboxといったコンソール機でリリースされた。

本作は、テキサス出身の開発者Kasey Ozymy氏が手掛けた、日本のRPGへの愛とリスペクトが詰まった作品だ。ポップでキュート、そして時に背筋が凍るほど恐ろしい。そんな8歳の少年ジミーの夢の中を旅する本作を、実際にプレイした感覚を交えて紹介したい。

8歳の少年の「夢」は、優しくて残酷なワンダーランド

ゲームの舞台は、主人公である8歳の少年ジミーの「夢の中」。そこは彼の想像力が生み出したファンタジックで楽しい世界だ。家族と共に冒険し、個性豊かな住人たちと交流する……一見すると、SFC時代の王道JRPGのような懐かしさと温かさに満ちている。

しかし、プレイを進めるとすぐに気づくはずだ。この世界にはどこか「歪み」があることに。 タイトルの通り、「Pulsating Mass(脈打つ塊)」と呼ばれるエイリアンのような存在が、ジミーの夢を侵食しようとしている。楽しい冒険の合間にふと顔を覗かせる、生理的な嫌悪感を催すような不気味な描写や、精神を削るような悪夢のダンジョン。

『MOTHER2』のサイケデリックなユーモアと、『ゆめにっき』の静かな狂気が同居していると言えば伝わるだろうか。この「かわいさと狂気」のギャップが凄まじい。さっきまで笑っていたのに、次の瞬間には真顔で画面を見つめてしまうような、感情のジェットコースターがここにはある。

「変身」こそが鍵。探索と戦闘を彩る独創的なシステム

本作の見た目はレトロだが、中身は現代的に洗練されている。特筆すべきは、ジミーの特技である「イマジネーション(変身)」システムだ。

ジミーはスライム、クマ、あるいはもっと奇妙なモンスターなど、様々な姿に変身できる。これは単なる見た目の変化ではない。『FF5』のジョブシステムのように、変身することでステータスが変わり、使えるスキルも一変するのだ。 例えば、スライムになれば狭い隙間を通れるようになり、力持ちのモンスターになれば障害物を破壊できる。フィールドの探索と謎解き、そして戦闘の戦略が「変身」によって密接にリンクしているのが面白い。

戦闘バランスは「ただのレトロ風」と思って侮ると痛い目を見る。バフ・デバフの管理や弱点の攻撃が重要で、歯ごたえは十分だ。雑魚戦であっても思考停止のボタン連打では全滅しかねない緊張感がある。 Steam版のレビューでは「終盤の難易度が高い」「レベル上げが必要」といった声もあったが、ストーリーに集中したい人のために難易度調整(イージーモード)も用意されている。個人的には、まずはノーマルでこの独特の緊張感を味わってみてほしいが、物語の先が気になりすぎてイージーに切り替えるのも、また一つの正解だと思う。

笑って、怯えて、最後に泣く。「家族」の物語

本作を「ただの奇ゲー」で終わらせない最大の要因は、そのシナリオの深さにある。 子供の視点から描かれる物語は、一見無邪気な冒険譚に見えるが、その根底には「家族」という普遍的で、時に複雑なテーマが流れている。

ジミーの家族たちは、それぞれが個性的で愛すべき存在だ。彼らとの会話はウィットに富んでおり、思わずクスリと笑ってしまうジョークも多い。だが、物語が進むにつれて明らかになる「夢の世界が脅かされている本当の理由」に触れたとき、プレイヤーはこのゲームが描こうとしているものの大きさに打ちのめされるだろう。

ネタバレになるため詳細は避けるが、多くのプレイヤーが「涙なしには見られない」「人生観が変わった」と語るのも納得だ。エンディングを迎えたとき、きっとジミーと彼の家族のことが大好きになっているはずだ。

総評:今こそプレイされるべき、魂のRPG

クリアまでのプレイ時間は40〜50時間と、インディーRPGとしてはかなりのボリュームを誇る。寄り道要素や隠しダンジョンも豊富で、「これが1,480円でいいのか?」と心配になるほどの密度だ。

グラフィックや操作性に多少のクセはあるものの、それを補って余りある魅力が『Jimmy and the Pulsating Mass』には詰まっている。 日本のRPGを愛するすべての人へ。そして、かつて子供だったすべての大人たちへ。この奇妙で、恐ろしくて、とてつもなく優しい夢の世界に、今こそ飛び込んでみてほしい。


ゲーム概要

  • タイトル: Jimmy and the Pulsating Mass
  • ジャンル: RPG
  • 開発元: Kasey Ozymy
  • パブリッシャー: Kasey Ozymy
  • 発売日:
    • PC (Steam): 2018年8月7日
    • コンソール版 (Switch/PS/Xbox): 2026年2月5日
  • 価格: ¥1,480
  • 日本語対応:要確認
  • 対応プラットフォーム: PC (Steam), Nintendo Switch, PlayStation 4/5, Xbox
  • ストアリンク:

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Jimmy and the Pulsating Mass

  • 発売日2018年8月7日
  • 開発Kasey Ozymy
  • 販売Kasey Ozymy
  • 価格¥ 1,480

One day, Jimmy looked inside.

ゲーム説明

Jimmy and the Pulsating Mass is a Japanese-style RPG made by a guy from Texas. It was very much influenced by SNES-era jRPGs, particularly Earthbound, Final Fantasy 5, and the Breath of Fire series, among others. It was also heavily influenced by Yume Nikki. The game takes place in the dream of an eight-year-old boy. When an alien entity appears and threatens his family and the stability of the dream world itself, Jimmy sets out on an adventure to save his family and eradicate the threat of the Pulsating Mass. Along the way, Jimmy will have to work with his family, confront his own shortcomings, and brave the creeping nightmares of his subconscious.Features:-Full-length Japanese-style RPG.-Classic turn-based combat with some modern sensibilities.-A big emphasis on exploration.-As an empathetic kid, Jimmy gains the ability to imagine himself as several of the monsters he meets, allowing him to interact with the world in new ways.-These different transformations can also be leveled up, granting Jimmy higher stats and new abilities.-A story for adults delivered from the perspective of a child.-Jokes.-Unspeakable horrors.Note: for some versions of Mac, the game may not be able to save if you've placed the game in the root "/Applications" folder. Instead, put it somewhere in your home folder, such as "~/Documents."​​
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Steamユーザーレビュー

非常に好評

ポジティブ 94.03% (全 586 件 / 👍 551 件)

ゲーム情報(IGDB)

  • 対応プラットフォーム Series X|S / PS4 / PC / PS5 / Mac / XONE / Switch
  • ジャンルRPG / インディー
  • テーマホラー / コメディ
  • プレイモードシングルプレイ
  • 視点見下ろし視点
  • 外部評価 90.0 / 100 (1件)

Jimmy and the Pulsating Mass is a Japanese-style RPG made by a guy from Texas. It was very much influenced by SNES-era jRPGs, particularly Earthbound, Final Fantasy 5, and the Breath of Fire series, among others. It was also heavily influenced by Yume Nikki.

The game takes place in the dream of an eight-year-old boy. When an alien entity appears and threatens his family and the stability of the dream world itself, Jimmy sets out on an adventure to save his family and eradicate the threat of the Pulsating Mass. Along the way, Jimmy will have to work with his family, confront his own shortcomings, and brave the creeping nightmares of his subconscious.

プレイ中人数

現在 1 人がプレイ中

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09/13

最大: 5人 / 直近21回分

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