惑星ホクシーズIVの地下深くで、突如として発生した大規模な通信障害「グレイアウト」。すべての採掘施設との連絡が途絶え、完全に孤立した暗黒の深淵を奪還するため、Deep Rock Galactic社は精鋭治安部隊「リクレイマー」の派遣を決定した。
前作の血湧き肉躍る協力プレイの魂を受け継ぎつつも、まったく新しいローグライト構造へと舵を切ったシリーズ最新作『Deep Rock Galactic: Rogue Core』。今回は早期アクセス版をプレイした筆者が、その過酷かつ中毒性の高いゲームプレイの全貌を熱量たっぷりにお届けする。
つるはし一本から始まる極限の現場力

本作が前作と最も異なるのは、ミッション開始時には「基本装備のみ」という文字通りの丸裸状態で深淵に送り込まれる点だ。かつてのように事前にガチガチに固めたお気に入りのビルドを持ち込むことはできない。頼れるのは、現場で回収する武器やアビリティ、そして驚異の鉱石「エクスペナイト」を使ってクラフトするランダムなアップグレードのみだ。
この思い切ったローグライト化が、毎回のランに凄まじい緊張感とドラマを生み出している。最初は頼りないピストルしか持っていなくても、探索を進めるうちに強力な重火器やシナジーを発揮する属性バフがカチッと噛み合い、一気に戦況をひっくり返す破壊力を手に入れたときの快感は脳汁モノだ。毎回異なる武装での戦いを強いられるからこそ、「今回はこのスキルで生き残る!」という臨機応変な現場力が試される。
迫り来る時間とチームの絆が試される現場ビルド

のんびり鉱石を掘っている時間など、この深淵には存在しない。施設内に長く滞在すればするほど敵のプレッシャーが劇的に跳ね上がっていくタイムアタック要素が、プレイヤーの背中を容赦なく押し続ける。
最大4人の協力プレイでは、前作でおなじみの探索ツールやレーザーポイントによる指示、そして魂の雄叫び「Rock and Stone!」は健在だ。しかし、本作の本質は個人の強化にとどまらない、現場での「チームビルド」にある。限られた資源やドロップするアップグレードを誰に割り振るか、刻一刻と強くなる敵を前に、誰がどの役割を担うべきか。阿吽の呼吸で最強の4人組を作り上げ、迫り来るカウントダウンの恐怖を蹴散らした瞬間の達成感は、まさに本作ならではの共闘体験と言えるだろう。
牙を剥く新脅威コアスポーンとの死闘

この未踏の地下深くでリクレイマーを待ち受けるのは、これまでに遭遇したどの原生生物よりも獰猛で、頑健、そして高い知性を持つ新生物「コアスポーン」だ。
実際に戦ってみると、こいつらの攻撃性は本当に狂っている。容赦なく距離を詰めてくる群れを捌きつつ、エリアの最奥で待ち受けるボスとの決戦に挑む一連の流れは息をもつかせぬ戦闘の連続だ。ボスの体力ゲージを見た瞬間は「正気か?」と絶望するかもしれないが、道中で育て上げた自慢のビルドを叩き込み、チーム全員の火力を集中させて巨体を沈めたときの興奮は、日頃のストレスを一撃で吹き飛ばすほどの爆発力がある。爽快な射撃フィールと確かな手応えが、何度でも暗黒の穴ぐらへと飛び込みたくさせるのだ。

ゲーム概要
- タイトル: Deep Rock Galactic: Rogue Core
- 開発元: Ghost Ship Games
- パブリッシャー: Ghost Ship Publishing, Coffee Stain Publishing
- 発売日: 2026年5月20日(早期アクセス)
- 価格: ¥ 3,400
- 言語対応: 日本語字幕対応
- ストアリンク: Steam ストアページ






