2025年11月15日、Kittens in Timespaceより新作アクション『CLAWPUNK』がリリースされた。本作は、悪の企業に支配された「Feral City」を取り戻すため、荒くれ者のネコたちが大暴れする2Dローグライク・アクションゲームだ。
「ローグライク」×「近接アクション」×「環境破壊」という、ゲーマーの大好物を詰め込んだ本作。実際にコントローラーを握ってみると、その見た目のキュートさとは裏腹に、アドレナリン全開のハードコアな体験が待っていた。日々のストレスを物理的に粉砕したい人には、まさにうってつけのタイトルと言えるだろう。
破壊神になれる快感。すべてを瓦礫に変えろ

『CLAWPUNK』の最大の魅力は、その徹底した「破壊」へのこだわりだ。本作のステージにあるオブジェクトの多くは破壊可能となっており、敵だけでなく、壁や床、障害物に至るまで、あらゆるものを殴り壊すことができる。
多くのゲームでは慎重な立ち回りが求められるが、このゲームでは「攻撃こそ最大の防御」どころか、「暴れること」そのものがシステムに組み込まれている。破壊活動を行うことで「アナーキー」ゲージが溜まり、攻撃力が増したり強力なスキルが解放されたりするのだ。つまり、お行儀よくプレイする必要は一切ない。むしろ、目につくもの全てを瓦礫の山に変えながら突き進む、バーサーカーのようなプレイスタイルこそが正解なのだ。
この「壊して強くなる」というサイクルが生み出すスピード感は凄まじい。画面内が爆発と瓦礫とネコで埋め尽くされるカオスな光景は、見ているだけでも脳汁が出るレベルだ。
個性豊かすぎる9匹の「ニャン」・ヒーローたち

操作キャラクターとなる9匹のネコたちも非常に魅力的だ。彼らは単なるスキン違いではなく、それぞれが全く異なるステータスと固有スキル、そしてプライマリ武器を持っている。
近接特化で爪を振り回すオーソドックスなタイプから、遠距離武器をぶっ放すトリッキーなタイプまで、その性能は千差万別。さらに、ゲームプレイ中に手に入る収集可能な「カード」によって、能力を変異させたり強化したりできるローグライク要素が、リプレイ性を高めている。
「今回はこのネコで、こんなビルドを試してみよう」という試行錯誤が楽しく、つい何度もリトライしてしまう。難易度は決して低くはないが、キャラクターをアンロックし、カードで強化していく過程そのものが楽しいため、苦痛に感じることは少ないだろう。
レトロ×サイバーパンクの至高の雰囲気

ビジュアルとサウンドも本作の評価を押し上げている重要な要素だ。1980年代から90年代のサイバーパンクにインスパイアされたというドット絵の世界観は、猥雑でネオンが輝き、どこか懐かしくも新しい。
そして、その世界観を彩るのが、重厚なハードシンセとメタル、インダストリアルサウンドを融合させたBGMだ。敵を殴り、壁を壊し、爆発を起こすたびに鳴り響くSEと、テンションを底上げする音楽の相乗効果は抜群。ヘッドホンをしてプレイすれば、一瞬で「Feral City」の喧騒へと没入できるはずだ。
総じて『CLAWPUNK』は、小難しいことを考えずに「暴れる楽しさ」を追求した良作アクションだ。アクションゲームに手ごたえと爽快感を求めるなら、このクレイジーなネコたちの反乱に参加しない手はない。
ゲーム概要
- タイトル: CLAWPUNK
- ジャンル: 2Dアクション / ローグライク
- 開発元: Kittens in Timespace
- パブリッシャー: Megabit Publishing
- 発売日: 2025年11月15日
- プラットフォーム: PC (Steam), Nintendo Switch, PlayStation, Xbox
- 価格:
- PC: 1,200円
- Nintendo Switch: 970円
- PlayStation: 1,100円
- Xbox: 1,150円
- 日本語対応: 日本語字幕対応
- ストアURL:







