今回は、Blind Archer Gamesが開発中のタクティカルRPG『The Chronicles of Overlord』の体験版プレイレビューをお届けします。 「魔王(オーバーロード)」として蘇り、配下を率いて世界を征服……ではなく、世界を滅ぼそうとする「貪食者」から世界を救うために戦うという、ダークで熱い設定の本作。 懐かしのピクセルアートに現代的なエフェクトが融合した、この美しくも戦略的な世界に足を踏み入れてみました。
「悪」の力で世界を救え。王道とは一味違うダークファンタジー

本作の主人公は、かつて恐れられた死霊術の達人「オーバーロード」。 しかし、今回の目的は単なる征服ではありません。古代の邪悪「貪食者」による世界の破滅を食い止めるため、4つの伝説のアーティファクトを集める旅に出るのです。人間、エルフ、オークといった種族が争う中、あえて「悪役」のような立ち位置で正義(?)を執行するストーリーは、あのアニメ『オーバーロード』のような「絶対的支配者」のロールプレイが好きな人にはたまらない設定でしょう。

体験版では、部下の救出や人間王国への報復といったミッションを通じて、この独特な世界観の一端を味わうことができました。会話の選択肢やカットシーンも用意されており、ただ戦うだけでなく物語への没入感も十分です。
思考を止めるな。「地形」と「スキル」が織りなす極上の戦術パズル

ゲームプレイの核となるのは、ターン制のタクティカルバトルです。 一見するとオーソドックスなSRPGに見えますが、実際にプレイしてみるとその奥深さに驚かされます。単に攻撃力の高いユニットで殴ればいいわけではありません。 茂みに隠れて遠距離攻撃を防いだり、敵の配置を利用して範囲魔法を叩き込んだりと、地形活用が極めて重要です。まるで『XCOM』シリーズのような緊張感と、『Heroes of Might and Magic』のようなファンタジー戦略が見事に融合しています。

特に気持ちいいのが、オーバーロードならではのスキル。「デス・タッチ」で敵を倒せばその場にスケルトンを召喚して手数を増やせたり、「マインドコントロール」で敵を一時的に味方にして同士討ちさせたりと、まさに「魔王」らしい盤面支配が可能です。 各ステージは単なる戦闘というより、解法を見つける「戦術パズル」のような手応えがあり、一手一手の重みが心地よい疲労感を与えてくれます。
現代技術で蘇る、美麗なピクセルアートの魔法

グラフィックは、レトロゲームへの愛を感じさせるピクセルアートスタイル。しかし、ただ懐かしいだけではありません。 ダイナミックなライティングや魔法のエフェクトは非常に現代的でリッチ。ドット絵のキャラクターたちが滑らかに動き、派手な魔法が炸裂する様は見ていて飽きません。 UIや戦闘演出も丁寧に作られており、インディーゲームながら高い完成度を感じさせます。
2026年の覇権候補か? 今すぐ体験版で「魔王」になろう

本作は2026年のフルリリースを目指して開発中ですが、Steamで公開されている体験版(デモ)だけでもそのポテンシャルの高さを十分に感じることができます。 「じっくり考え、鮮やかに勝つ」タクティカルRPGの醍醐味と、ダークヒーロー的な物語に惹かれるなら、今すぐダウンロードして損はありません。日本語字幕にも対応しているので、ストーリーもしっかり楽しめます。
まだ開発段階とはいえ、この完成度は期待大。来たるべき「世界救済」の戦いに備え、今から魔王軍の指揮を執ってみてはいかがでしょうか?
ゲーム概要
- タイトル: The Chronicles of Overlord
- ジャンル: ターン制タクティカルRPG / ストラテジー
- 開発元: Blind Archer Games
- パブリッシャー: Blind Archer Games
- 発売日: 2026年予定(体験版公開中)
- 価格: 未定
- 日本語: 字幕対応
- Steamストアページ: https://store.steampowered.com/app/2150210/The_Chronicles_of_Overlord/






