2025年12月11日、Jemboyよりセラピスト体験シミュレーションゲーム『Therapy Simulator』がリリースされました。価格は900円と手頃ながら、プレイヤーはセラピストとして多様な患者たちと向き合い、彼らの人生に(良くも悪くも)影響を与えることができます。
マンハッタンのオフィスを舞台に繰り広げられる、ユーモアと人間ドラマが交錯する不思議なセラピーの世界。今回は、実際に白衣(のような気分)をまとって体験したプレイレポートをお届けします。
「話を聞く」ことの難しさと面白さ

本作の核となるのは、患者との対話です。プレイヤーは提示される選択肢の中から言葉を選び、セッションを進めていきます。 患者の抱える悩みは多種多様。真剣な人生相談から、思わず「えっ?」と聞き返したくなるような奇妙な告白まで、その幅広さに驚かされます。
面白いのは、必ずしも「正解」を選び続ける必要がないことです。患者に寄り添い、問題を解決へ導く「良きセラピスト」を目指すもよし、逆に意地悪な選択肢で彼らを混乱させ、カオスな展開を楽しむ「マッド・セラピスト」を演じるもよし。プレイヤーの選択次第で、患者の物語だけでなく、セラピストとしての評判や収入も変化していきます。
オフィスを自分色に染める楽しみ

稼いだ報酬でオフィスをカスタマイズできるのも本作の魅力の一つです。殺風景な部屋に観葉植物を置いたり、座り心地の良いソファを導入したり。居心地の良い空間を作ることは、患者のリラックスにも繋がる……かもしれません。
窓の外に見えるマンハッタンの風景は動的に変化し、ゲーム内時間の経過とともに移ろう空の色や街の喧騒が、没入感を高めてくれます。ただ椅子に座って外を眺めているだけでも、どこか心が落ち着くようなチルな雰囲気が漂っています。
配信者向け機能やAI活用など、現代的な試みも

本作はTwitch連携機能を搭載しており、視聴者が投票で選択肢を決定できるなど、配信映えする要素も盛り込まれています。予測不能な展開を共有しながらワイワイ楽しむのにもうってつけです。
また、患者の物語にはAIによる生成技術が活用されており、プロシージャル生成された無限の患者が登場するとのこと。メインストーリー終了後も長く遊べるリプレイ性が確保されています。
粗削りながらも光る個性

早期アクセス的な側面もあり、現時点では翻訳の精度やコンテンツ量に物足りなさを感じる部分もありますが、900円という価格を考えれば十分にユニークな体験が可能です。
「人の話を聞くのが好き」「ちょっと変わったシミュレーターを遊びたい」という方には、ぜひ一度触れてみてほしい作品です。あなたの言葉一つで、誰かの人生が変わるかもしれない……そんな重みと軽快さが同居する『Therapy Simulator』の世界へ、ようこそ。
ゲーム概要
- タイトル: Therapy Simulator
- ジャンル: シミュレーション / アドベンチャー / ストーリー主導
- 開発元: Jemboy
- パブリッシャー: Jemboy
- 発売日: 2025年12月11日
- 価格: ¥ 900
- 対応言語: 日本語、英語 他
- Store URL: https://store.steampowered.com/app/3400530/Therapy_Simulator/






