サイバーパンクな世界観、ド派手な弾幕アクション、そして「猿の軍団」。 一見するとカオスな組み合わせですが、ブラジルのインディースタジオCyber Monkey Studiosが手掛ける『Cyberwar: Neon City』は、これらを絶妙なバランスで融合させた、中毒性の高いローグライクシューティングです。
2024年9月24日に早期アクセスを開始した本作。主人公は人類の存亡をかけて生み出されたクローン「プリンター」と、相棒の喋るサメ型武器「ブルー」。彼らが挑むのは、サイバーモンキーたちが支配するネオン輝くディストピアです。今回は、このクレイジーでスタイリッシュな戦いに身を投じてきたプレイレポートをお届けします。
宵越しの金は持たない! 「使い切り」の美学

本作のシステムで最もユニークなのが、徹底した「使い切り」の経済システムです。 ダンジョン内で獲得した通貨「ジャンク(ネジ)」は、そのランが終わるとすべて消滅します。つまり、次回に持ち越して貯金することができません。その代わり、拠点に戻るたびに獲得したジャンクをその場で全て使い切ってアップグレードを行う必要があります。
「今回は体力を強化するか? それとも一発逆転を狙ってガチャを回すか?」 この潔いシステムが、毎回のランに緊張感と戦略性を生み出しています。「どうせ消えるなら全部使ってやる!」という豪快なプレイが推奨されるため、チマチマとした稼ぎ作業が苦手な人には特に刺さるでしょう。
喋るサメ型武器「ブルー」との共闘

主人公の相棒である武器「ブルー」は、ただの銃ではありません。自我を持ち、時にはプレイヤーに悪態をつくこともあるユニークな存在です。 ブルーにはショットガンやマシンガン、爆発弾など複数の形態があり、それぞれ異なるプレイスタイルを提供してくれます。また、スキルツリーによる強化や、ショップで購入できるドローンなどの補助アイテムも充実しており、自分だけのビルドを構築する楽しさもしっかり用意されています。
美麗なピクセルアートと熱いBGM

ブラジルの開発チームが注力したというピクセルアートは必見です。ネオンサインが煌めく街並み、破壊可能なオブジェクト、そして画面を埋め尽くす弾幕エフェクト。これらが80〜90年代のアニメを彷彿とさせるビビッドな色使いで描かれており、視覚的な満足感は非常に高いです。 さらに、戦闘を盛り上げるエレクトロニックなBGMも素晴らしく、テンポの良いアクションと相まって、気づけば長時間プレイしてしまう中毒性があります。
早期アクセスゆえの課題も、ポテンシャルは十分

もちろん、早期アクセス段階ということもあり、いくつかの課題も見受けられます。 現時点では日本語非対応(英語・ポルトガル語のみ)であり、ストーリーの細部を理解するには語学力が必要です。また、一部の敵の攻撃パターンや回復バランスに調整の余地があるとの声もあります。
しかし、開発チームはコミュニティのフィードバックに積極的で、頻繁なアップデートを行っています。ロードマップも公開されており、今後のコンテンツ拡充(新エリア、新ボス、日本語対応など)に大いに期待が持てます。
『Enter the Gungeon』のような弾幕ローグライクが好きで、かつ一風変わった世界観を求めているなら、『Cyberwar: Neon City』は間違いなくチェックすべき一本です。猿に支配された未来を、サメと共に撃ち抜く快感をぜひ味わってみてください。
ゲーム概要
- タイトル: Cyberwar: Neon City
- ジャンル: アクション / ローグライク / シューティング
- 開発元: Cyber Monkey Studios
- パブリッシャー: GoGo Games Interactive
- 発売日: 2024年9月24日(早期アクセス)
- 価格: ¥ 2,000
- 対応言語: 英語、ポルトガル語(ブラジル)他 ※日本語未対応
- Store URL: https://store.steampowered.com/app/1449780/Cyberwar_Neon_City/






