掃除という日常のルーチンを、これほどまでに没頭できるエンターテインメントに昇華させた作品が登場しました。2026年1月28日にリリースされた『Cleaning Simulator』は、その名の通り「掃除」に特化したシミュレーションゲームです。
今回は、汚れきった部屋がピカピカに生まれ変わる瞬間の快感を求めて、実際に清掃業務に励んでみました。
汚れとの戦いの先に待つ究極のビジュアル体験

本作をプレイしてまず驚かされるのは、最新のグラフィックス技術を贅沢に投入している点です。HDRやレイトレーシングをオンにした状態で清掃を終えると、磨き上げた床やカウンターに光が美しく反射し、「自分の手でここまで綺麗にしたんだ」という強い達成感に包まれます。
最初はゴミが散乱し、ハエが飛び交うような惨状だった部屋が、モップ一本、スポンジ一つで魔法のように整っていく過程は、理屈抜きに気持ちが良いものです。ただ淡々と汚れを落とす。このシンプルさが、日々のストレスを忘れさせてくれる最高のデトックスになります。
多彩なツールを駆使する「プロ」の仕事

清掃の現場は、学生の散らかった自室から巨大な倉庫まで多岐にわたります。プレイヤーに与えられる武器は、モップや掃除機だけではありません。
- モップとスポンジ: 基本にして奥義。汚れを拭き取る感触が指先に伝わってくるようです。
- 高圧洗浄機: 頑固な外壁の汚れを一気に吹き飛ばす瞬間は、本作の中でも屈指の爽快ポイントです。
- 食洗機と整理整頓: 散らかった食器を一つずつ片付け、正しい場所へ戻す。パズル的な要素もあり、几帳面なプレイヤーなら時間を忘れて没頭してしまうでしょう。
成長を実感できるアップグレード要素

初期装備では、モップを洗うために何度もバケツへ戻る必要がありますが、清掃で稼いだ報酬を使って道具をアップグレードすれば、効率は飛躍的に向上します。広範囲を一度に掃除できるようになった時の「無双感」は、シミュレーションゲームならではの醍醐味と言えます。
後半のステージでは、ただ綺麗にするだけでなく、制限時間内にどれだけ完璧に仕上げるかという「掃除マスター」としての腕も試されます。ヒント機能も充実しているため、隅っこに残った小さな汚れが見つからずにイライラすることもなく、最後まで心地よいペースでプレイできました。
総評:忙しい現代人にこそ贈りたい「無心」の時間

『Cleaning Simulator』は、派手なアクションや複雑なストーリーがあるわけではありません。しかし、「汚いものを綺麗にする」という人間の根源的な欲求を、ここまで丁寧に、そして美しく形にした作品は稀有です。
数時間で全10ステージを駆け抜けることができますが、その密度は濃く、プレイ後には自分の部屋も掃除したくなるような不思議な前向きさを与えてくれます。手軽な価格で手に入る極上のリラックス体験として、ぜひチェックしてみてください。
ゲーム概要
- タイトル: Cleaning Simulator
- ジャンル: 清掃シミュレーション
- 発売日: 2026年1月28日
- 開発元: Damaged Games
- パブリッシャー: RockGame S.A.
- 価格: 920円
- プラットフォーム: PC (Steam)
- 対応言語: 日本語(字幕)対応
- 主な特徴:
- HDRおよびレイトレーシング対応の美麗なグラフィックス
- モップ、掃除機、高圧洗浄機など多彩な清掃用具
- 道具のアップグレードシステム
- 全10種類の多様なロケーション
- ストアリンク: Steam:Cleaning Simulator





