氷の上を腹ばいで爆走し、時には仲間を弾き飛ばし、時には静かに糸を垂らす。そんな自由すぎるペンギン生活が楽しめるオンライン・ソーシャルゲーム『A Game About Penguins』の体験版が登場した。単なる癒やし系ゲームかと思いきや、そこには中毒性の高いアクションと、プレイヤー同士の絶妙な距離感が生む心地よいカオスが広がっている。
爽快すぎる「スライディング」がクセになる

本作をプレイしてまず驚くのが、ペンギンの移動操作の気持ちよさだ。氷の丘を滑り降りる際のスライディングは非常にスムーズで、雪山を自在に駆け回るだけでもかなりの充足感がある。ランプから大ジャンプを決めたり、そのまま水中へ飛び込んで泳ぎ回ったりと、物理演算を活かしたアクションが動かしているだけで楽しい。
また、本作にはプレイヤー同士がぶつかり合う独特の挙動がある。のんびりチャットを楽しんでいる最中、背後から音速で滑ってきたフレンドに弾き飛ばされる――そんな突発的なハプニングが随所で発生するのだ。この「ゆるいカオス」こそが、オンラインで遊ぶ醍醐味と言えるだろう。
釣り、着替え、そしてアーケード。底なしの遊び要素

デモ版とはいえ、盛り込まれたコンテンツの多さには圧倒される。特に釣りシステムは本格的で、全46種類の魚が登場。釣り上げた獲物は、手持ちの「ペンギンフォン」でその場ですぐに換金できるというスマートな設計だ。
集めた資金の使い道も豊富に用意されている。マーケットには160種類を超えるカスタマイズアイテムが並び、自分だけの個性を出したペンギンを作り上げることが可能だ。さらに、レベルアップによるステータス強化や、レストランに設置されたレトロなアーケードゲームなど、寄り道要素が尽きることはない。イグルーの飾りつけに没頭していると、気づけば数時間が経過しているはずだ。
ソーシャルハブとしてのポテンシャルの高さ

開発者とプレイヤーの距離が近いのも本作の特徴だ。オンラインロビーでは時折開発者が姿を見せることもあり、コミュニティを大切にしている姿勢が伝わってくる。クエストラインで世界観を学ぶこともできるが、あえて目的を決めず、ただ広大な氷の世界を放浪し、見知らぬペンギンと釣果を競い合う。そんな「急かされない」遊び方が許容されている。
「ただのペンギンゲーム」と侮るなかれ。ここには、現代の忙しない日常を忘れさせてくれる、確かな冬のワンダーランドが存在している。
ゲーム概要
- タイトル: A Game About Penguins (Demo)
- ジャンル: オンライン・ソーシャルアドベンチャー / カジュアル
- 開発元: CO’s Entertainment
- パブリッシャー: Ultimate Publishing, Ultimate Games S.A.
- 本編発売日: 未定
- 対応言語: 日本語字幕対応
- 特徴:
- 物理演算を活かした爽快なスライディングとアクション
- 全46種類の魚をコンプリートする奥深い釣りシステム
- 160種類以上のアイテムによる高度なペンギンカスタマイズ
- ペンギンフォンでの写真撮影、マーケット利用、メッセージ送信機能
- 多人数で楽しめるミニゲームやアーケードゲームを搭載
- ストアリンク: Steamストアページ





