よくある店舗経営シミュレーションと侮るなかれ。本作は、ありふれた日用品ではなく、コスメやジュエリー、ファッションといった「美」と「憧れ」を詰め込んだ特別なショップをゼロから生み出す、最高にエキサイティングな経営シミュレーションゲームだ。
最初は小さなスペースと限られた棚からスタートするが、プレイヤーの経営手腕次第で、誰もが憧れる巨大なビューティー帝国へと成長させることができる。
こちらの公式動画から、色鮮やかで活気あふれるショップの様子を確認できる。
圧倒的な品揃えと自分好みのレイアウトに没頭する喜び

本作の最大の魅力は、取扱商品の幅広さと自由度の高いカスタマイズ性にある。口紅やスキンケア用品はもちろん、高級ハンドバッグやダイヤモンドコレクションまで、レベルが上がるごとにアンロックされるアイテムはどれも華やかで、見ているだけでモチベーションが跳ね上がる。
最初のうちは、限られた予算のなかで「どのリップを並べるか」「アイシャドウの配置はどうするか」と頭を悩ませる。しかし、綺麗に並べた商品が次々と売れ、レジに並ぶ顧客の列を見たときの達成感は脳汁モノだ。店内のディスプレイや棚の配置は自由に変更できるため、ただの効率重視の配置ではなく、見た目の美しさにこだわった自分だけのブティックを作り上げる楽しさに、時間を忘れて没頭してしまう。
経営を支える優秀なスタッフたちと、油断できない店舗マネジメント

店舗が大きくなるにつれて、一人で全てを回すのは物理的に不可能になる。そこで重要になるのが、スタッフの雇用だ。品出し、清掃、レジ打ちなど、頼れるプロフェッショナルを雇うことで、経営は一気に本格化する。
特に面白いのが、インフルエンサーを雇ってライブ配信イベントを開催できるシステムだ。配信が成功した瞬間に店へ押し寄せる物凄いトラフィックと、それに伴う爆発的な売上の急増には、思わずガッツポーズをしてしまうほどの快感がある。
ただし、経営は甘くない。時には店内の商品を狙う不届きな泥棒が現れることもあるため、セキュリティスタッフの配置も不可欠だ。さらに、ダイナミックに変化する天候や昼夜のサイクルも客足に影響を与えるため、常に状況を観察し、臨機応変に戦略を立てるリアルな経営の緊張感が味わえる。
小さなブティックから、ヘアサロンやスパを併設する一大エンターテインメント空間へ

ゲームを進めていくと、単なる小売店としての枠を超え、ヘアカットやカラーリング、スタイリング、さらにはリラクゼーションを提供する「スパサービス」まで業務を拡大できるようになる。
この、自分のビジネスが目に見えて巨大化し、街一番の「美の聖地」へと進化していく progression loop(成長のサイクル)が抜群に心地よい。商品の仕入れ値を微調整し、顧客の満足度と利益の最大化のバランスを追求する面白さは、経営シミュレーション好きなら間違いなくツボにハマるだろう。
一部、スタッフの挙動や特定のUIなど、今後のアップデートでのさらなる最適化に期待したい部分はあるものの、現時点でもお釣りが出るほどの強烈な中毒性を秘めている。一歩ずつ、しかし確実に自分の帝国が築かれていくあの感覚。気がつけば深夜まで画面に張り付き、次の仕入れプランを考えている自分がいるはずだ。
ゲーム概要
- タイトル:Beauty Store Simulator
- 発売日:2026年4月10日
- 開発元:NovaraGames
- パブリッシャー:PlayWay S.A.
- 価格:1,350円
- 対応言語:日本語字幕対応
- ジャンル:一人称視点店舗経営シミュレーション
- 配信プラットフォーム:PC(Steam)
- ストアページ:Steam ストア URL





