『Spiritfarer』などで知られるThunder Lotusが手掛けた新作ローグライクアクション『33 Immortals』がリリースされた。本作は、最大33人のプレイヤーが同時に同じフィールドへと飛び込み、神の軍勢に立ち向かうという前代未聞のスケール感を持つタイトルだ。
美麗な2D手描きビジュアルで描かれる世界観の中で、無数のプレイヤーが織りなすカオスな戦場を実際に体験したインプレッションをお届けする。
圧倒的なスケール感で描かれる33人のノンストップバトル

本作を起動して驚いたのは、マッチングの快適さだ。ロビーでの複雑な作戦会議や準備は一切必要なく、即時マッチングによって一瞬で33人のプレイヤーがひとつの戦場に集結する。
バトルが始まれば、そこは良い意味でのカオスが広がっている。画面を埋め尽くすほどのモンスターの大群に対し、33人の不死者たちが一斉にアビリティを叩き込む光景は圧巻の一言。ボイスチャットは非搭載だが、直感的なエモートやピン、そしてお互いのスキルを高め合う協力アビリティのおかげで、初対面のプレイヤー同士でも驚くほど自然に連帯感が生まれていく。倒れた仲間を周囲のプレイヤーが駆け寄って蘇生させる瞬間などは、まさにMMORPGの大型レイドをギュッと凝縮したかのような熱量を感じさせてくれる。
罪と美徳を宿した武器が生み出す多様なビルド

プレイフィールは非常に軽快で、美麗なグラフィックも相まって動かしているだけで気持ちが良い。用意された8種類の武器は、それぞれ個性的で異なる立ち回りを要求される。
周回を重ねることでキャラクターを永続的に強化できる、ローグライクならではの育成要素も健在だ。ステージを進むごとにランダムなイベントや報酬が出現するため、毎回新鮮な気持ちで挑戦できる。一部のボス戦では、いわゆる「大縄跳び」や「DPSチェック」を彷彿とさせるギミックがあり、難易度は決して低くはない。だからこそ、散り散りだったプレイヤーたちがボスの強力な攻撃を避けるために一箇所へ集まり、一丸となって強敵を撃破した瞬間の達成感は、叫びたくなるほど脳汁が出る。
課題も含めてこれからの進化が楽しみな一作

ゲームの進行に伴う育成の要求量や、現時点でのステージ・ボスのバリエーションといった部分には、今後のアップデートによるさらなる拡張を期待したいところ。
しかし、この価格帯でこれほどまでに割り切った面白さと、熱気あふれるマルチプレイ体験を提供してくれるタイトルは他に類を見ない。神の最後の審判に抗い、仲間と共に永遠の命を求めて戦うこの壮大な反乱に、ぜひあなたも身を投じてみてほしい。

ゲーム概要
- タイトル:33 Immortals
- 開発元:Thunder Lotus
- パブリッシャー:Thunder Lotus
- 発売日:2026年6月10日
- 価格:1,887円
- 言語対応:日本語字幕対応
- ストアリンク:Steam ストアページ



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