『BloomKeeper』レビュー:おバカでかわいい「プウィック」の群れを押して投げて、灰の大地に色を取り戻すリアルタイム・タクティクス #bloomkeeper

『BloomKeeper』は、炎に焼かれた島「ヘデラ」を舞台に、小さな新芽の生きもの「プウィック」を導いて大地に命を取り戻すリアルタイム・タクティクスアドベンチャーだ。

見た目はほのぼのとした癒やし系。だが、焦げついた土地はじわじわと広がり続け、プウィックたちは放っておくと好き勝手に歩き出す。かわいさと忙しさが同居する、ちょっと不思議な手触りの一本だ。Steamのユーザーレビューでも好評を集めている。

押して、投げて、群れで大地を癒やす

プレイヤーは森の守護者となり、木から実って生まれてくるプウィックたちを焦げた地面へと連れていく。プウィックが踏みしめた場所から草花が芽吹き、灰色の景色が少しずつ色を取り戻していく。

ただし、プウィックは指示どおりに動く兵隊ではない。基本は向いている方向へまっすぐ歩くだけで、守護者が体で押したり、つかんで放り投げたりして進路を変えてやる必要がある。

1匹ずつ投げて離れた場所を先に浄化するか、大きな群れをまとめてゆっくり押し進めるか。この加減が本作の駆け引きだ。群れが大きいほど一度に広い範囲を癒やせるが、そのぶん統率は難しくなる。

焦土とワルプウィックが追いかけてくる

本作の大地は、癒やされるのをじっと待ってはくれない。焦げたゾーンは時間とともに広がり、ステージの奥、元凶の「燃える岩」に近づくほど勢いを増していく。

小さな焦げ跡をひとつ取りこぼしただけで、せっかく緑にした場所がまた黒く塗り替えられていく。さらに、邪気に飲まれたプウィックは「ワルプウィック」となり、癒やした土地に入り込んで周囲を焦がしてしまう。

先へ進むか、足元を固めるか。複数の場所で同時に火の手が上がる後半は、癒やし系の見た目からは想像できないほど慌ただしい。ギリギリで燃える岩を鎮めたときの達成感は格別だ。

地形を読み、湖や花を味方につける

ステージには崖や湖、細い橋などが入り組んでいる。プウィックは段差や水辺にもおかまいなしに歩いていくので、地形の把握は欠かせない。

一方で、地形は味方にもなる。湖や大きな花に十分な数のプウィックを送り込むと、周囲を一気に浄化できる仕掛けがあり、うまく使えば焦土の広がりも抑えられる。

秋色の森、光るキノコが並ぶ洞窟など、ステージごとに景色の雰囲気もがらりと変わる。灰に覆われた世界が鮮やかに塗り替わっていく様子は、見ているだけでも心地いい。やさしいBGMも癒やしの空気を後押ししてくれる。

最大4人のオンライン協力で、群れを手分けして導く

最大4人でのオンライン協力プレイにも対応している。ひとりが群れを押し、もうひとりが離れた焦げ跡を片づける、といった役割分担ができるため、ソロより格段に手が回りやすい。

ソロでは「手が足りない」と感じる場面も、仲間がいれば笑いながら乗り切れる。わちゃわちゃと転がるプウィックをみんなで追いかける光景は、協力ゲームとしてかなり楽しい。

ただし協力プレイはオンラインのみで、ローカル協力やリモートプレイ・トゥギャザーには対応していない。遊ぶには参加する全員がゲームを持っている必要がある。

気になったのはプウィックの「自由すぎる」動き

本作の好みを分けるのが、プウィックの動きだ。近くに焦げ跡があっても素通りし、崖から次々と飛び降りたり、湖へ集団で入水したりする。かわいい半面、思いどおりに動かない場面にはやきもきさせられる。

難易度は「ノーマル」でもかなり歯ごたえがあり、後半は焦土の広がりにプウィックの歩みが追いつかないこともある。発売後の調整で遊びやすくはなったものの、のんびり遊びたいなら最初から難易度を下げるのがおすすめだ。イージーでは負けをなくす設定も選べるので、癒やしに振り切った遊び方もできる。

また、ステージ数は約25とそれなりにあるが、攻略の手順は似通いがちで、後半はやや単調に感じた。大きなステージでは処理が一瞬引っかかることもある。操作はゲームパッド推奨で、押す方向を細かく調整できるパッドのほうが快適だ。

こんな人にオススメ

かわいいキャラクターと、灰色の世界が色づいていく「浄化」の気持ちよさに惹かれる人には、まず刺さる作品だ。小さな生きものの群れを率いるゲームが好きな人、陣取り系のリアルタイムストラテジーが好きな人にも向いている。

フレンドと一緒に遊べる環境があるなら、なおさらオススメ。ソロで遊ぶなら、難易度をイージーにして自分のペースで景色を塗り替えていくのがいいだろう。

思いどおりに動かないプウィックに振り回されつつも、気づけば「あと1ステージ」と手が伸びる。癒やしと慌ただしさが同居する、ほかにはない味わいの一本だ。

ゲーム概要

  • タイトル:BloomKeeper
  • ジャンル:リアルタイム・タクティクスアドベンチャー
  • 開発:Resonance Interactive
  • 販売:Resonance Interactive
  • 発売日:2026年9月16日
  • 価格:2,750円
  • 対応OS:Windows
  • プレイ人数:1〜4人(オンライン協力)
  • 日本語:対応(インターフェイス)
  • コントローラー:ゲームパッド推奨(DUALSHOCK・DualSense対応)
  • Steamストア

BloomKeeper

  • 発売日2026年9月16日
  • 開発Resonance Interactive
  • 販売Resonance Interactive
  • 価格¥ 2,750
  • 言語🇯🇵 日本語対応

灰色の世界に、色とりどりの命をよみがえらせよう。ソロ、あるいは協力モードで「プイック」を導く、リアルタイム・タクティクスアドベンチャー。助けた場所はすべて、くすぶる燃えさしに戻ってしまわないよう守らなければいけない。

ゲーム説明

広大な島「ヘデラ」が炎に燃やしつくされたとき、プウィックは今回も目をさました。世界を花咲かせようと歩きまわる新芽たちには、助けが必要だ。灰色にくすんだ大地で、好奇心にあふれた小さく無邪気なこの生きものを守護者として導こう。地形や邪気の危険はもちろん、あぶなっかしいプウィックはしっかりと見守る必要がある。『BloomKeeper』では、大地に命を取り戻すことは旅のはじまりでしかない。息を吹きかえした場所も、燃える灰に奪いかえされないよう気をつけなければいけないのだ。一歩、また一歩と進むたびに景色は変わってゆく。よみがえったエリアは安全な場所になる。だけど、外の世界はまだ燃えているのだ。プウィックは愛らしくはかない生きもので、先に進むにはなくてはならない存在だ。たくさんのプウィックを一か所に集めて、各エリアの重要地点まで連れていこう。群れが大きくなれば大地にもたくさんの色が吹きこまれるが、まとめあげるのは難しくなる。たった1匹のプウィックも、うまく配置すれば道を切りひらいてくれる。大きな群れも時間の節約にはなるけれど、少しでも目をはなせばてんやわんやの事態になることも。ガケ、湖、危険な場所。群れを引きつけ、あるいは引きはなすものひとつひとつが、判断材料になる。地形をよく観察してすばやく対応し、暗い灰の中心部までプウィックを無事に連れていこう。『BloomKeeper』の世界では、大地はじっと癒やしを待ってはくれない。どのエリアでも焦げついたゾーンは広がりつづけ、元凶に近づくにつれて勢いを増していく。進みつづけるべきか、まずはエリア全体を回復させるべきか。そして、燃えさしに追いつかれる前に大地を癒やすタイミングも、決断しなければいけない。どのエリアでも、決断のときは来る。大きな群れとともに目的地まで急ぎ、混乱につながらないことを祈る?それとも、一歩ずつ着実に進んで、迫りくる灰から身を守る?地形そのものが味方になってくれることもある。かしこく活用すれば、自然は灰の脅威を抑えこみ、助けた土地を長く守ってくれるのだ。プウィックを失えば、歩みが遅れるだけではない。邪悪な気に飲まれた「ワルプウィック」になれば、あたり一面を焦がしてしまうのだ。そうなれば、旅のサイクルはもっと危険になってしまう。荒廃が進むほど、守護者としてのミッションも難しくなる。群れを守り、生命の彩りを確保し、邪気を抑え込む。3つすべてを同時にこなさなければいけないのだ。ヘデラの地では、プウィックを失うたびに景色も暗くなっていく。だけど、群れをしっかりとまとめあげ、少しずつ大地を取り戻していけば、やがて状況は好転し、世界はまた活力に満ちあふれるはずだ。ソロプレイでは、没入感ある戦略的な冒険が楽しめる。ひとつひとつの決断が重みをもち、プウィックとのきずなも着実にそだっていく。最大4人での協力プレイでは、連携、お互いへの気遣い、そして、予期せぬ事態が起きてもみんなでプウィックを導いていけるかどうかが、冒険の行くすえを決める。ひとりでもフレンドと一緒でも、プレイスタイルによって体験は変わる。同じ旅の中でも、違った側面を楽しめるだろう。観察し、順応し、燃える岩まで小さな生きものたちを導いて災いをしずめ、世界にもう一度命をよみがえらせよう。焦げたゾーンの広がりは進行状況に応じて変化するため、プレイするたびに異なる展開が待っている。『BloomKeeper』では、探索、プウィックの誘導と管理、リアルタイムタクティクス、そして目の前でゆっくりと自然が色を取り戻していく喜びをすべて味わえる。進むルート、プウィックの守護、そして自然の回復に関わるすべての選択が、大地の変化と取るべき選択肢に影響を及ぼし、何度でもプレイしたくなるようになっている。ゲームを進めると、ヘデラの大地は様子が変わり、進む道にも変化がおこる。世界に命を取り戻せ。間に合ううちに、大切なものを守れ。そして、大地を奪いかえさんとする灰を退けるのだ。
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Steamユーザーレビュー

非常に好評

ポジティブ 86.54% (全 52 件 / 👍 45 件)

ゲーム情報(IGDB)

  • 対応プラットフォーム PC
  • ジャンルアドベンチャー / インディー
  • テーマファンタジー
  • プレイモードシングルプレイ / マルチプレイ / 協力プレイ
  • 視点三人称視点 / 見下ろし視点

Spread nature and breathe life back into a world of ash by guiding the Pouics, naive and curious little creatures. They dream of reawakening the world, but they can’t do it alone. Guide them, calm them, protect them and help them restore life to a forgotten land.

プレイ中人数

現在 2 人がプレイ中

09/17
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最大: 31人 / 直近14回分

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