叫んだら即死!『Horror Tales Eats The World』レビュー、VHS越しの森で息を殺すボディカムホラー #HorrorTalesEatsTheWorld

『Horror Tales Eats The World』は、ボディカムやVHSカメラの視点で惨劇の現場を歩くファウンドフッテージホラーだ。

一番の特徴はマイク連動で、自分の声が大きくなりすぎるとキャラクターが即死する。

Steamのユーザーレビューは55%が好評の賛否両論。粗さはあるものの、怖い場面で声を飲み込むあの緊張感は、なかなか味わえない。

テープに残された惨劇をたどる、ボディカム視点の森

早期アクセス版で遊べるのは「FILE #1:ホイットニーを探せ」。刑務所を出たばかりのクレイが、行方不明の妹を探して謎の森へ入っていく。

森に散らばるVHSテープを再生すると、そこで起きた暴力の一端が見えてくる。妹を探しに来たはずが、知りたくなかった過去まで追いかけることになる構成がいやらしい。

レンズのゆがんだ視界に、荒れ果てた小屋や墓地が映り込む。何も起きていない時間でも、風景と環境音だけで足が重くなる。

ヘッドホンを着けて部屋を暗くすれば、物音ひとつにも身構えてしまうはずだ。

声を出したら終わり。マイク連動が生む本物の緊張

本作はプレイ中のマイク入力を監視していて、一定の音量を超えるとその場で死亡する。画面の端にはマイクのレベルメーターが表示され、自分の声がそのまま命取りになる。

驚かされて声を上げれば、怪物に捕まらなくても終わり。ゲーム内の恐怖と部屋にいる自分が直結する、この仕掛けこそが本作の主役だ。

しかも、声で死ぬと最初からやり直しになる。怖いのに声を出せない。この理不尽さがたまらない。

実況や配信との相性もよく、視聴者と一緒に悲鳴の結末まで楽しめそうだ。声を出せない環境なら、マイク機能を切って遊ぶこともできる。

5つのアノマリーを探して生き延びる

森では5つのアノマリーを見つけ出すのが目標になる。出現場所はプレイごとに変わるので、一度歩いた場所でも油断できない。

探索先には廃屋や墓地、マネキンがうごめく施設などが待ち構えている。関節のむき出しになった人形の不気味さは、本作でも特に印象に残る恐怖だ。

攻撃を受ければ即ゲームオーバーで、怪物の対処法がやられて初めて分かる場面もある。歯がゆいけれど、次こそはと気を引き締めるしかない。

以前は死ぬたびに最初へ戻される厳しさが大きな壁だったが、アップデートでセーブ機能が加わった。怪物にやられても途中から続けられるようになり、探索にぐっと踏み込みやすくなった。

黄色いマネキンの場面にもヒントと血の足跡が追加されている。一人で開発を続ける作者の対応の早さは、早期アクセス作品として頼もしい。

気になるのは映像の落差と動作の重さ

ハイパーリアルな環境は確かに見応えがある。ただ、怪物や人物のモデルは風景ほど写実的ではなく、トレーラーの印象のまま飛び込むと落差を感じるかもしれない。

血しぶきも派手で、怖さより過剰さが先に立つ場面がある。じわじわ迫る森の空気がよくできているだけに、もったいない部分だ。

カメラの動きはゆったりと重く、画面酔いしやすい人は注意したい。移動もゆっくりで、テンポのよさを求めると物足りないだろう。

動作の負荷も高めだ。開発者はRTX 3060/RX 6650 XTを上回るグラフィックボードとVRAM 8GB以上を購入の目安に挙げ、ノートPCではさらに上の性能が必要な場合があるとしている。自分の環境は事前に確認しておきたい。

ピラミッドと宇宙刑務所が控える早期アクセス

残りのシナリオは、正式リリースまでの間に追加される予定だ。

「アムネトラピラミッド」は財宝を狙って侵入した二人が古代の呪いを目覚めさせる物語で、ミイラや肉食昆虫が襲ってくる。「宇宙刑務所」では、ウイルスが広がる施設から囚人のジェームズが脱出を目指す。

森、ピラミッド、宇宙と、舞台ががらりと変わるのは楽しみなところ。シナリオごとに恐怖の質がどう変わるのか、続きが気になる。

こんな人にオススメ

ボディカムやVHS映像のホラーが好きな人、そしてマイク連動の緊張感を味わいたい人に向いている。配信のネタを探している人にも面白い一本だ。

グロテスクな表現が多いので、苦手な人は要注意。洗練された操作感や完成度を重視する人は、アップデートを見守ってからでもいいだろう。

粗削りでも、暗い森で息を殺す体験には確かな魅力がある。怖いものに声を上げずにいられる自信があるなら、ぜひ試してほしい。

ゲーム概要

  • タイトル:Horror Tales Eats The World
  • 開発・販売:Fatih Atacan PRODUCTIONS
  • ジャンル:ファウンドフッテージホラー/アドベンチャー
  • 発売日:2026年10月20日(早期アクセス)
  • 価格:1,150円
  • 対応OS:Windows
  • プレイ人数:1人
  • 言語:日本語インターフェース・字幕対応(日本語音声なし)
  • 早期アクセス版の内容:FILE #1の森。ピラミッドと宇宙刑務所は正式リリースまでに追加予定
  • 表現:流血・暴力などのグロテスクな表現あり
  • ストア:Steam

Horror Tales Eats The World

  • 発売日2026年10月21日
  • 開発Fatih Atacan PRODUCTIONS
  • 販売Fatih Atacan PRODUCTIONS
  • 価格 -25% ¥ 1,150 ¥ 862
  • 言語🇯🇵 日本語対応

究極のゴア&恐怖体験。 ボディカムとボディホラーが融合する。ゴア、凄惨な暴力、恐ろしい超常的存在に満ちた、暗く荒廃したフォトリアルな環境を探索しろ。隠されたテープを見つけ、血まみれの恐怖の物語を暴け。マイクが君の声を聞いている。静かにしろ。生き延びろ。

ゲーム説明

複数のFOUND FOOTAGEシナリオそれぞれのテープには、不穏なVHS映像を通して、その場所で起きた暴力と恐怖が記録されている。血まみれの映像、凄惨な出来事、そして説明のつかない恐怖に満ちた一本一本の記録が、君を新たな悪夢へとさらに深く引きずり込む。マイク感度に注意!ゲームはマイク入力を常に監視しています。一定の音量を超えると、キャラクターは即座に死亡します。ロケーションベースのホラーストーリーFILE #1:ホイットニーを探せ刑務所を出たばかりのクレイは、行方不明になった妹ホイットニーを探すため、謎に包まれた森へ足を踏み入れる。森の奥深くで、彼は過去の恐ろしい出来事を記録したVHSテープが無造作に散らばっているのを発見する。テープを再生するたびに、森で起きた暴力の一端が明らかになり、クレイはますます深い、暗い悪夢へと引きずり込まれていく。彼の目的はただ一つ。ホイットニーを見つけ、生きて森から脱出すること。ファイル #2:アムネトラピラミッドリッチーとアレックスは、隠された財宝を探してアムネトラピラミッドに侵入する。しかし、彼らは誤って古代の呪いを目覚めさせてしまう。もはやピラミッドの中で彼らは一人ではない:ミイラ、肉食昆虫、その他の危険が彼らを追いかける。財宝を諦めて脱出するのか…それともピラミッド内で死ぬのか?ファイル #3:宇宙刑務所ジェームズは宇宙刑務所の囚人だ。しかし、アウトブレイクが発生すると、恐ろしいウイルスが施設全体に急速に広がり、すべての人を感染させる。ジェームズは研究医師が残したテープを発見し、手がかりをつなぎ合わせる…彼は宇宙刑務所から脱出し、このウイルスの悪夢から生き延びることができるのか?FOUND FOOTAGE ゲームプレイボディカム、携帯電話、VHSカメラの視点からホラーを体験してください。それぞれのユニークな環境に伴うさまざまな恐怖と不気味な音を探求してください。ビジュアルとオーディオが、恐ろしい物語にあなたを没入させ、最後まで緊張感を持たせ続けます。ハイパーリアリスティック環境視覚的に印象的で恐ろしい世界を作り出すために、ハイパーリアリズムで設計されています。各環境はあなたの最も恐ろしい恐怖に立ち向かうように細部までこだわって作り込まれています。ゲームの早期アクセス版には森が含まれており、残りのコンテンツは正式リリースまでの間に追加されます。
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Steamユーザーレビュー

賛否両論

ポジティブ 57.14% (全 42 件 / 👍 24 件)

プレイ中人数

現在 2 人がプレイ中

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最大: 13人 / 直近13回分

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