多くの冒険者が挑み、誰一人として頂上に到達した者はいないという謎の巨塔。そんなロマン溢れる舞台に挑むハクスラ・ローグライトアクションRPG『Phantom Tower』が、2026年7月13日にSteamで早期アクセスを開始した。
本作は、わずか2人の開発チーム「Horien Studio」が4年の歳月をかけて作り上げた入魂のデビュー作だ。本作の容赦ない難易度と、それをねじ伏せる圧倒的なカスタマイズ要素の魅力に迫る。
容赦なく牙をむく塔と、8つの個性的なクラス

プレイヤーは、それぞれ独自のスキルや元素適性、戦闘スタイルを持つ8つのクラスから一つを選び、塔の最上階を目指して登り始める。
実際にプレイして驚かされたのは、その手触りの良さと容赦のない難易度のバランスだ。ゲーム序盤から敵の波は激しく、甘い立ち回りは一瞬で命取りになる。「この塔はプレイヤーの都合など一切気にしていない」という開発者のメッセージが伝わってくるかのようだ。しかし、だからこそ難局を突破したときの達成感は計り知れない。
16種の「元素反応」が戦闘を劇的に変える

本作の戦闘において最も特徴的なのが、IGNIS(火)、AQUA(水)、TERRA(地)、VENTI(風)という4つの元素を組み合わせるシステムだ。驚くべきことに、戦闘の最中にスキルへ注入する元素をリアルタイムで変更できる。
元素の組み合わせによって発生する「元素反応」は全16種類。敵を一瞬で氷漬けにして動きを止めたり、敵の肉体を内側から蝕む「エロード(Erode)」を伝染させて次々と自滅させたり、あるいは衝撃波を連鎖させて部屋中の敵を一網打尽にしたりと、戦況に応じた即興のコンボが炸裂する。この元素反応の組み合わせを試行錯誤している時間が、とにかく抜群に面白い。
「ソウルバインダー」と「塔の祝福」がもたらす、壊れビルドの快感

ローグライトとしてのビルド構築の深さも本作の大きな魅力だ。200種類以上の装備品と、6つのカテゴリに分かれた128種類もの武器が存在し、これらを「ソウルバインダー」システムによって限界を超えて強化できる。お気に入りのステータスをギアに永久固定し、レベル99まで極限育成するプロセスは、ハクスラ好きにはたまらない。
さらに、探索中に獲得できる47種類の「塔の祝福」が、プレイフィールを劇的に変化させる。例えば、回避行動をとるだけで画面内で最もHPの高い敵を追尾する矢を放つ「Artemis Descent」や、敵の間で衝撃波を連鎖させる「Chain Quake」など、強力な祝福が多数用意されている。これらをシナジーを意識して積み重ねていくことで、おそろしく強力な「最強ビルド」が完成したときの脳汁が吹き出るような快感は、本作のハイライトと言えるだろう。
挑み続ける価値がある2つのゲームモード
本作には、プレイヤーのプレイスタイルに合わせた2つのモードが用意されている。
メインキャンペーンにあたる「クライムモード」では、倒れても獲得した素材や装備などの進捗が持ち越され、一歩ずつ確実に塔の攻略を進めることができる。一方で、極限の緊張感を味わいたいプレイヤー向けには、装備を整えて無限の敵の群れに挑む「サバイバルモード」が用意されている。こちらは一度倒れればすべてを失うパーマデス仕様となっており、プレイヤーの純粋な技量とビルド構築力が試される。
死を繰り返すたびに新たな知識を得て、次の挑戦では確実に強くなっていることを実感できる。ハクスラとローグライトの醍醐味が極限まで凝縮された『Phantom Tower』。アクションRPGファンであれば、その門を叩かない手はない。

『Phantom Tower』ゲーム概要
- タイトル: Phantom Tower
- ジャンル: アクション, アドベンチャー, インディー, RPG, 早期アクセス
- 開発元 / パブリッシャー: Horien Studio
- プラットフォーム: PC(Windows)
- 配信予定日: 2026年7月13日(早期アクセス開始)
- 価格: 2,050円(2026/7/28まで1,558円)
- 対応言語: 日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(スペイン)、中国語(簡体字)、韓国語、ポルトガル語(ポルトガル)
- ストアページ: Steam ストアリンク
- 公式サイト: Horien Studio 公式サイト
- 公式Wiki: Phantom Tower Wiki







