大海原を舞台にした新たなサバイバルアドベンチャー『Forgotten Seas』がついにバージョン1.0を迎えました。早期アクセス中から高い評価を得てきた本作ですが、正式リリースではどのような進化を遂げたのでしょうか。実際に航海に出て、その魅力と奥深さを体験してみました。
忘れ去られた海での新たな船出

『Forgotten Seas』の舞台は、広大な海と点在する島々が織りなす「バミューダヴォイド」。プレイヤーはこの謎めいた海域に迷い込み、サバイバルと冒険の日々を送ることになります。まず驚かされるのは、その美しいグラフィックと独特の世界観でしょう。熱帯の鮮やかな青い海は、ただ見ているだけでも心が洗われます。

そして、ビン詰めの船を海に投げ込むと、それがみるみるうちに巨大な帆船へと姿を変える瞬間は、何度見ても胸が高鳴ります。このロマンを感じられるかどうかが、本作を楽しむ鍵となるかもしれません。
自由度の高いサバイバルと拠点作り

本作の核となるのは、クラフト、建築、そして探索です。初期の小さな島でのサバイバルから始まり、やがて自分だけの船を作り、未知の島々へと航海に出ます。素材を集め、食料を確保し、武器や道具をクラフトする。

こうしたサバイバル要素は王道ながらも、非常に丁寧に作られています。特に、拠点建築の自由度は高く、トロピカルな雰囲気と融合したドックや農場を備えた自分だけの隠れ家を築けるのは、本当に楽しい! 航海の合間に、ゆっくりと拠点を整備する時間は、まさに至福のひとときです。
躍動する海戦と「ジャスティカー」の咆哮

『Forgotten Seas』の大きな魅力の一つが、海賊とのスリリングな海戦です。しかし、バージョン1.0では、さらに強大な敵「ボーン・グレイヴィー」と、それに対抗するための新戦艦「ジャスティカー」が登場しました。全長200フィートを誇るこのドレッドノート級艦船は、あらゆる種類のダメージに耐性を持ち、バミューダトライアングルの混沌とした空域で正義を貫く存在です。

この船を手に入れるには、プレイヤー自身の「資格」が問われるとのこと。手に入れるまでの道のりは、まさに冒険そのものです。実際に、波乱に満ちた海で敵艦隊と相対し、大砲の斉射で敵船を粉砕する快感は、言葉では言い表せません。特に、ボーン・グレイヴィーとその右腕であるコマンダー・ハーフライフの軍勢との戦いは、手に汗握る展開で、本当に興奮しました。
仲間との協力と尽きないやり込み要素

本作は4人協力プレイにも対応しており、友人と一緒に大海原を冒険できるのも大きな魅力です。一緒に船をクラフトしたり、交易で富を築いたり、財宝探しに出かけたりと、その楽しみ方は無限大。ソロプレイでも十分に楽しめますが、仲間と力を合わせることで、さらに冒険の幅が広がります。
また、「ビン詰めの船」というユニークなシステムも秀逸です。サッチェルに入れて持ち運び、必要に応じて海に投げ込めば、瞬時に船が出現。さらに、成長した船を再びボトルに戻して保管することも可能で、艦隊をカスタマイズして敵を欺くといった戦略的な遊び方もできます。サトウキビを栽培してラム酒やエールを醸造したり、財宝庫を建てて富を蓄えたりと、とにかくやることが尽きません。何時間でも遊んでいられる、そんな奥深さがあります。
荒削りながらも光る情熱

小規模な2人体制のスタジオが開発しているとは信じられないほどの完成度には、ただただ感服するばかりです。早期アクセス中も頻繁なアップデートと改善が続けられ、プレイヤーのフィードバックに真摯に向き合う姿勢は、多くのプレイヤーに支持されてきました。船の操作性や戦闘のモーションなど、まだ荒削りな部分も見受けられますが、そうした点を補って余りあるほどの情熱とユニークなアイデアが詰まっています。
『Forgotten Seas』は、ただのサバイバルゲームではありません。広大な海を自由に航海し、未知の発見に胸を躍らせ、時には強大な敵と命がけの戦いを繰り広げる、まさに「海賊冒険RPG」と呼ぶにふさわしい作品です。このゲームが今後どのような進化を遂げていくのか、今から楽しみでなりません。大海原での新たな冒険に、ぜひ飛び込んでみてください。
ゲーム概要
- タイトル: Forgotten Seas
- 発売日: 2025年10月12日 version 1.0
- 開発元: Pangea Game Studios
- パブリッシャー: indie.io
- 価格: ¥ 2,800
- 日本語対応: 日本語字幕対応
- ストアリンク: https://store.steampowered.com/app/2168260/Forgotten_Seas/






