Smart Raven Studioが開発を手掛ける『Rune Dice』。現在、Steamにて体験版が好評配信中です。一見するとシンプルなダイスゲームに見えますが、その中身は物理演算を駆使した戦略と、ローグライト要素が絡み合う中毒性の高い作品でした。
「ダイスを投げて敵を倒す」というシンプルなルールの中に、ビリヤードのようなアクション性と、「2048」パズルのような合体メカニクスが融合。今回は、この体験版を実際にプレイして感じた、そのポテンシャルと魅力をお届けします。
ビリヤード×パズル×魔法!? 予測不能な連鎖が気持ちいい

本作の核となるのは、ダイスをフィールドに投げ入れるアクションです。同じ目のダイス同士がぶつかると合体し、より強力な高ランクのダイスへと進化します。ここまではよくあるパズルゲームですが、本作のキモは「物理演算」にあります。
ダイスは投げた角度や勢いに応じてリアルに転がり、跳ね返ります。敵や障害物にぶつけて位置を調整したり、他のダイスを弾き飛ばして無理やり合体させたりと、ビリヤードのようなテクニックが求められます。
そして、合体が成功した瞬間、魔法の力が発動! 周囲のダイスを巻き込んで連鎖反応を起こし、敵を一掃する爽快感は格別です。爆弾ダイスによるド派手な爆発や、雷魔法による広範囲攻撃など、視覚的にも楽しめる演出が満載。一投ごとに戦況が大きく変わるため、常に緊張感とワクワク感が同居しています。

クラス選びとビルド構築で広がる戦略性

体験版では、「ウィザード(メイジ)」と「ローグ」の2つのクラスを選択可能です。 ウィザードは雷魔法やHP回復手段を持ち、比較的安定したプレイが可能。一方、ローグは毒を撒き散らしたり、トリッキーなダイス効果で敵を翻弄したりと、より攻撃的なスタイルを楽しめます。
道中で手に入る「レリック(遺物)」や「ルーン」を組み合わせることで、自分だけのビルドを構築できるのも魅力。例えば、「ダイスが合体するたびにHP回復」や「特定の出目で攻撃力アップ」など、シナジーを意識した強化が攻略の鍵となります。
ショップでの買い物や、リスクを負ってダイスを強化する祭壇など、ローグライトおなじみの要素もしっかり搭載。短いプレイ時間の中に、何度も挑戦したくなるリプレイ性が詰まっています。
光る原石。2026年の本編リリースへ期待

もちろん、体験版ゆえの粗さも散見されます。敵の遠距離攻撃が強力すぎて回復手段が必須になりがちだったり、一部のダイス効果が地味だったりと、バランス調整の余地はありそうです。また、物理演算特有の「思った通りに動かないもどかしさ」を感じる場面もありますが、それもまた本作の味と言えるでしょう。
しかし、BGMの良さやドット絵の丁寧な作り込み、そして何より「ダイスを投げて合体させる」という根源的な楽しさは本物です。『Peglin』や『Slay the Spire』のような、中毒性の高いインディーゲームが好きな人には間違いなく刺さる一作です。
本編の発売は2026年を予定しており、さらなるクラスの追加やコンテンツの拡充が期待されます。まずは無料で遊べる体験版で、この魔法のダイスバトルを体感してみてはいかがでしょうか。
ゲーム概要
- タイトル: Rune Dice
- ジャンル: ローグライト / ストラテジー / デッキ構築
- 開発元: Smart Raven Studio
- パブリッシャー: Kwalee
- 発売日: 本編:2026年発売予定
- 対応言語: 日本語、英語 他
- Store URL: https://store.steampowered.com/app/3989510/Rune_Dice_Demo/






