「開発者がゲームを完成させずに失踪した」――そんな奇妙な状況から始まるパズルゲーム『Schematic Void』が、2025年11月11日にMeowton Gamesからリリースされました。
一見するとシンプルな電気回路パズルに見えますが、その実態は「第四の壁」を突き破るメタフィクション的な謎解きアドベンチャー。プレイヤーは開発者の残した未完成の仕事を、常識外れの方法で解決していくことになります。今回は、この風変わりで愛らしいパズルゲームの魅力をお届けします。
「電気回路図」に見せかけた、自由な発想の遊び場

ゲーム画面には、電池や電球、スイッチといったパーツが並んでおり、配線を繋いで回路を完成させればクリア……のように見えます。しかし、本作はそんな常識をあっさりと裏切ってきます。
回路の原則に従う必要はありません。むしろ、画面内のあらゆるオブジェクト、さらにはUIやメニュー画面までをも利用して、「ゲームそのもの」をハックするような柔軟な発想が求められます。ドライバーや虫眼鏡といったツールを駆使し、隠されたギミックを見つけ出した時の「アハ体験」は格別です。
第四の壁を破壊するユーモアと、意外な展開

本作の大きな魅力は、その独特な語り口とユーモアにあります。 開発者の奇妙なメッセージや、ツール同士のシュールな会話、そして突如として現れるペットやユニコーンといった愛らしいキャラクターたち。これらが無機質な回路の世界に彩りを与え、プレイヤーを飽きさせません。
「12のレベルをクリアすれば終わり」と思いきや、そこからが本番。レベル間を行き来し、以前は解けなかった謎を新たなツールで解き明かす探索要素も充実しており、コンパクトながらも濃密な時間を過ごせます。
創造力を刺激する、デジタルな知恵の輪

レビューでは「頭の体操に最適」「予想外の展開に驚かされた」といった高評価がある一方で、一部の謎解きの難易度やヒントのわかりにくさを指摘する声も。しかし、それも含めて「開発者との知恵比べ」として楽しめる人には、たまらない作品となるでしょう。
1,000円という手頃な価格で楽しめる、この不思議な未完成の世界。 あなたも創造力を武器に、開発者の残した謎に挑戦してみませんか?

ゲーム概要
- タイトル: Schematic Void
- ジャンル: パズル / アドベンチャー / インディー
- 開発元: Meowton Games
- パブリッシャー: Meowton Games
- 発売日: 2025年11月11日
- 価格: ¥ 1,000
- 対応言語: 日本語、英語、ロシア語 他
- Store URL: https://store.steampowered.com/app/3383260/Schematic_Void/







