銀河の各地に点在する巨大なハイテク要塞(ヴォルト)。そこには強欲な巨大企業が独占する未知のテクノロジーが眠っている。元特殊工作員の仕事はただ一つ。その懐に飛び込み、あらゆる技術を「解放」して、自らの武装を究極の破壊兵器へと変貌させることだ。
2026年3月10日にリリースされた『Galactic Vault』は、そんなアドレナリン全開のシチュエーションを体験できるFPSローグライトだ。
撃つたびに形が変わる?中毒性抜群の「ガン・ビルディング」

本作の核心は、なんといってもその武器カスタマイズシステムにある。よくある「攻撃力が5%アップ」といった地味な数字の積み上げではない。部屋をクリアするたびに手に入るアタッチメントは、銃の挙動そのものを劇的に、そして物理的な見た目までも変えてしまう。
最初は頼りないセミオートのピストルが、数分後には跳弾をバラ撒くショットガンになり、さらに数分後には爆発する弾丸を連射するバースト火炎放射器へと進化していく。マズル、弾丸、バレル、スコープ……。これらが文字通り「銃にどんどんくっついていく」ビジュアルは圧巻だ。
「この6本目のバレルを付けたらどうなるんだ?」という知的好奇心(あるいは破壊衝動)が、次の部屋へ進む強い動機になる。気がつけば、画面内が自分の放った弾丸で埋め尽くされる「弾幕系FPS」の様相を呈してくるのが最高に気持ちいい。
スライドとダッシュで戦場を舞うハイスピード・アクション

どれだけ強力な銃を持っていても、立ち止まれば即、企業の防衛ロボットやサイコ野郎たちの餌食になる。本作は、とにかく動くことを要求するゲームだ。
ダッシュ、ジャンプ、そして垂直性を活かしたスライディング。これらを組み合わせた移動の滑らかさは、往年のアリーナシューターを彷彿とさせる。特にスライディング中の射撃のキレは抜群で、敵の攻撃を紙一重でかわしながらカウンターを叩き込む瞬間は、思わず「これだよ、これ!」と叫びたくなるほどだ。

グラフィックはあえてローポリゴンを採用しているが、これが功を奏している。エフェクトが激しく飛び交う乱戦の中でも、敵の視認性が非常に高く、次に倒すべき優先順位を瞬時に判断できる。カオスな戦場でありながら、プレイヤーの腕前がダイレクトに反映される設計だ。
死ぬたびに強くなる「テクノロジー解放」のサイクル

ローグライトとして、死は終わりではなくステップだ。ヴォルトを攻略して得た資源を持ち帰り、拠点で武器の熟練度を上げ、永続的なスキルを解放していく。
特筆すべきは、特定の武器種を使い込むことで解放されるスキルツリーが、他の武器にも恩恵をもたらす点だ。スナイパーライフルを極めることで、ショットガンの命中率が上がるといった相乗効果があるため、苦手な武器種に挑戦する理由も生まれる。
もちろん、リリース直後ということもあってか、敵の種類やマップのバリエーションに「もっと欲しい」と感じる部分は正直ある。しかし、それを補って余りある「撃っているだけで楽しい」というシューターとしての根源的な快感がここにはある。開発チームはコミュニティの声に非常に敏感で、不具合の修正やバランス調整のスピードも驚くほど速い。
総評:FPSファンなら一度は潜るべき「銀河の宝庫」

『Galactic Vault』は、ビルドの奥深さと、FPSとしての手触りの良さを高次元で融合させた一本だ。自分の手で組み上げた「最強のクレイジー・ガン」で、強大なボスを瞬殺した時の達成感は、他のゲームではなかなか味わえない。
FPSに飢えているプレイヤー、あるいは「武器のカスタマイズ」という言葉に心躍るゲーマーなら、迷わずこのヴォルトの扉をブチ破りに行くべきだろう。銀河のテクノロジーは、君の手で奪われるのを待っている。
ゲーム概要
- タイトル: Galactic Vault
- ジャンル: FPSローグライト / アクション / シューティング
- 開発元 / パブリッシャー: MeepMeep Games
- 発売日: 2026年3月10日
- 価格: ¥ 2,300
- 対応プラットフォーム: PC (Steam)
- 主な特徴:
- 進化する武器システム: 部屋をクリアするごとにアタッチメントを選択し、銃の挙動と見た目をリアルタイムで改造。
- ダイナミックな機動力: スプリント、スライド、ダッシュを駆使したハイスピードな戦闘。
- 無限の組み合わせ: アタッチメント、特殊能力、パッシブスキルの組み合わせで自分だけのビルドを構築。
- ヴォルト・エディター: 部屋のレイアウトや敵の構成を自由にカスタマイズし、Steamワークショップで共有可能。
- ストアリンク: Steam – Galactic Vault






