世界が待ち望んだ(?)あの伝説の「勘違い日本」が、パワーアップして帰ってきました。Onion Soup Interactiveが放つ最新作『Nippon Marathon 2: Daijoubu』は、前作のカオスな魅力をそのままに、最新の物理演算とグラフィックで再構築された、まさに「大丈夫」と言い切るにはあまりに危険なマラソンゲームです。
走る、投げる、そして派手に転ぶ。これぞ日本(?)の様式美

本作を一言で表すなら、「物理演算が荒ぶる究極のパーティーゲーム」です。プレイヤーは、日本を舞台にした(と言い張る)奇妙なコースを駆け抜け、ライバルを蹴落とし、ゴールを目指します。
実際にプレイしてみると、その手触りは驚くほど進化しています。操作性が一新されたことで、ジャンプやダイブがよりダイレクトにキャラクターへ伝わるようになりました。しかし、安心したのも束の間。コース上には、どこからともなく飛んでくる巨大なタコ、暴走するフォークリフト、そして妙に態度のデカい鹿など、常識を置き去りにしたトラップが次々と襲いかかります。
「え、今のは避けたはずじゃ……」という場面でも、ラグドール化したキャラクターが派手に転がり落ちる姿を見れば、怒りよりも笑いが先に込み上げてきます。この「予測不能なカオス」こそが、本作の真骨頂と言えるでしょう。
果物は凶器!戦略性が増したカオスな駆け引き

レースを彩るのは、多彩なフルーツ型アイテムです。追尾性能を持つメロンを放り投げ、ライバルの足元にバナナを設置する。あるいは、キュウリでスピンアタックを仕掛けて相手をコース外へ弾き飛ばす。
今作では新しく「スタミナシステム」が導入されており、攻撃を受けると疲労してスピードが落ちるため、ただ闇雲に走るだけでは勝てません。観客に手を振って「人気度」を稼ぎ、スコアを伸ばすといった新要素も加わり、バカバカしさの裏に確かなゲーム性が共存しています。
特筆すべきは、新しく追加された「キャラクタークリエイター」です。数兆通り(!)の組み合わせで、自分だけの「変質者」や「悪夢のようなクリーチャー」を作成可能。自分なりにカスタマイズしたキャラクターが、実況のSoraTheTroll氏による遠慮のないツッコミと共に激走する姿は、唯一無二の体験です。
荒削りながらも、愛さずにはいられないポテンシャル

現在は早期アクセス版ということもあり、ステージ数やキャラクターにはまだ伸び代を感じさせます。しかし、既存の「ラーメン博物館」や「ドコハーバー」といったステージの作り込みは秀逸で、背景に仕込まれた小ネタを探すだけでも楽しめます。
フォトモードで決定的(でバカバカしい)瞬間を撮影したり、CPU同士の戦いをポップコーン片手に眺めたりと、遊び方の幅も広がっています。前作のファンはもちろん、シュールな笑いと熱い対戦を求めるすべてのプレイヤーに、自信を持って「大丈夫!」とおすすめできる一本です。
ゲーム概要
- タイトル:Nippon Marathon 2: Daijoubu
- 発売日:2026年4月17日(早期アクセス開始)
- 価格:1,450円
- 開発・パブリッシャー:Onion Soup Interactive
- ジャンル:パーティー / レーシング / アクション
- プレイ人数:1〜4人(ローカル、Remote Play Together対応)
- 対応言語:日本語フル対応
- 主な特徴:
- 物理演算に基づいた予測不能なアクション
- 戦略的に使える多彩なフルーツ武器
- 万億通りの組み合わせが可能なキャラクター作成機能
- 実況者SoraTheTroll氏による強烈なナレーション
- スタミナや人気度による新しいスコアシステム
- ストアリンク:Steam – Nippon Marathon 2: Daijoubu






