ディーゼルパンクな世界観と、逃げ場のない閉塞感。そんな殺伐とした環境で、あなたは信頼できる相棒と共に、そびえ立つ「ヘイヴン」の最上階を目指すことになる。今回プレイした『SunderBound』の体験版は、まさに「協力すること」の楽しさを濃縮したような作品だった。
荒廃したタワーでの過酷なサバイバル

本作は、トップダウン形式のローグライトシューターだ。ひび割れたコンクリートや配線が剥き出しのブルータリズム建築といった、独特のビジュアルがプレイヤーを没入させる。
最初に感じたのは、敵の猛攻をいかにさばくかという「緊迫感」だ。ただ闇雲に撃つだけではすぐに弾切れや包囲に陥ってしまう。遮蔽物を活用し、相棒と左右から挟み撃ちにするような連携が決まった時の快感は格別だ。特に、戦闘の最中に相棒とハイタッチでパワーアップを図るシステムは、殺伐とした戦場に一時の温もり(と確かな戦術的メリット)をもたらしてくれて最高にクールだ。
ソロでも共闘でも楽しめるタクティカルな戦闘

マルチプレイヤーでの協力プレイはもちろんのこと、AIコンパニオンを連れてのソロプレイも可能だ。AIは戦況に応じて一定の追従を見せてくれるため、孤独な登頂にはならない。
とはいえ、やはりこのゲームの真骨頂は「役割分担」にあるだろう。ランダムに生成されるフロアを攻略する中で、武器やスキルをどう構成し、いかにチームのシナジーを生み出すか。試行錯誤しながらビルドを構築していく過程は、ローグライト好きにはたまらない中毒性がある。
製品版に向けた期待感

現在公開されている体験版は、演出やグラフィックの完成度が高く、コアとなるゲームサイクルは非常にしっかりと組み上がっている。細かいバグや最適化の面で「粗削りだな」と感じる瞬間はあるものの、それが「これからもっと面白くなるはずだ」という期待感を煽るような、良質な原石のような印象を受けた。
正式リリースに向け、どのような武器やクラスが追加されるのか。この張り詰めた緊張感の中で、どれだけ派手に暴れまわれるのか。今から製品版が楽しみでならない。もしあなたが協力型シューターを好むなら、今のうちにこの「ヘイヴン」への挑戦権を得ておくことを強くおすすめしたい。
ゲーム概要
- タイトル:SunderBound
- ジャンル:アクション、インディー、RPG
- 開発元・パブリッシャー:Kipi Interactive
- プラットフォーム:Steam
- 発売日:未定(体験版配信中)
- Steamストアページ:SunderBound
- ゲーム性:ローグライト進行のトップダウン協力シューター。崩壊した巨大塔を舞台に、戦術的なカバーアクションやスキル連携を駆使して最上階を目指す。






