7分半で試される友情と生存本能!協力から裏切りへ変貌する電撃脱出アクション『Few Shall Return』レビュー #FewShallReturn

制限時間はわずか7分半。ダンジョンに足を踏み入れた瞬間から、一瞬の油断も許されない極限の脱出劇が幕を開ける。インディー開発スタジオBallard Gamesが手掛ける『Few Shall Return』は、PvPvE脱出(エクストラクション)系タイトルの面白さをギュッと濃縮し、スピーディーな決断と心理戦を前面に押し出したマルチプレイヤー・アクションゲームだ。

本作最大の特徴は、一般的な脱出ゲームにありがちな「長時間の探索」や「ダレ場」を徹底的に削ぎ落としたタイトな構造にある。仲間と背中を預け合っていたはずが、脱出の門を前にして一転、生き残りをかけた争奪戦へとなだれ込む。友情と利己心が交錯する独特のプレイ体験は、一度味わうと病みつきになる中毒性を秘めている。

7分半の濃密なラン:無駄を削ぎ落とした電撃のゲームテンポ

本作の1マッチはきっかり7分半。装備を整えてプロシージャル生成(自動生成)されるダンジョンへ潜り、仕掛けを解き、敵を退け、アイテムを回収して脱出するまでの全工程がこの短時間に詰め込まれている。

待機時間や冗長なファーム作業は一切存在しない。ダンジョン内には凶悪な敵や徘徊するボスが潜んでおり、モタモタしていればあっという間にタイムリミットが迫る。限られた時間の中で「どのルートを進むか」「どの敵を排除するか」を瞬時に判断し続けるドライブ感は抜群で、忙しい現代のプレイヤーでも隙間時間にサクッと濃密なスリルを味わえるのが心地よい。

「誰かが死ねば、誰かが出られる」背中を預け合う仲間が最大の脅威に変わる瞬間

本作の核となるのが、“共闘”から“競争”へとシームレスにシフトするルール設計だ。

ダンジョン攻略の段階では、頑丈な扉を開ける鍵を探したり、強敵を迎え撃つために仲間との連携が不可欠となる。ボイスチャットで「こっちに鍵がある!」「ボスが来た、援護して!」と声を掛け合い、息を合わせて進む感覚は純粋な協力型アクションそのものだ。

しかし、真の地獄は脱出フェーズで訪れる。本作の脱出枠には厳しい制限があり、「他プレイヤーが倒れるごとに、新たな脱出枠が開放される」という冷酷なシステムが組み込まれている。つまり、全員が仲良く生還することは構造上極めて困難だ。

脱出ゲートが開いた瞬間、先ほどまで頼もしい味方だった仲間たちが一斉にライバルへと変貌する。「すまない、俺は装備を持ち帰らなきゃいけないんだ!」と叫びながら味方の背後から武器を振るう瞬間は、申し訳なさと同時に、思わず笑ってしまうほどの凄まじい緊張感を生み出す。この手のひら返しのドラマこそ、本作最大の魅力と言えるだろう。

個性が際立つクラス設計と、頭を悩ませるインベントリ管理

操作キャラクターたちのユニークな性能も、試合展開を面白くかき乱してくれる。

例えば「Molokhia(モロヘイヤ)」は、パイを使って味方を治療することも、あるいは毒殺することもできる異色のクルセイダー・シェフだ。高い耐久力と広いインベントリを持つ反面、足が遅いため脱出レースでは一歩出遅れやすいという明確な弱点を持つ。 対照的に「Sprout(スプラウト)」は、素材を消費して武器を生み出せるギャンブラー気質の射撃手。機動力に優れるが所持枠が小さく、運が悪ければ敵を引き寄せてしまうリスクを背負っている。

さらに、プレイヤーを悩ませるのが極端に狭いインベントリだ。道中で手に入れた貴重な戦利品、脱出に必要な鍵、自衛のための武器。すべてを持ち帰ることは物理的に不可能であり、道中で常に「何を捨て、何を残すか」の二者択一を迫られる。倒れてしまえば持ち込んだ装備一式をすべてロストするため、欲張りすぎて命を落とした時の悔しさは計り知れない。

現状の課題と今後の期待

早期アクセス段階ということもあり、武器ステータスの比較が戦闘中に直感的に行いにくい点や、画面端のチュートリアル表示を見落としやすい点など、UI周りにはまだ洗練の余地が残る。しかし、コアとなる「協力から裏切りへの導線」と「7分半の高速サイクル」の完成度は非常に高く、今後のアップデートや新キャラクターの追加によってさらに化けるポテンシャルを強く感じさせる。

こんなプレイヤーにオススメ

  • フレンドとワイワイ騒ぎながら心理戦や騙し合いを楽しみたい人
  • 拘束時間の長いPvPvE脱出ゲームに疲れ、短時間で濃いスリルを味わいたい人
  • 『Among Us』のような人狼的緊張感と、ダークファンタジーなアクション脱出劇を同時に楽しみたい人
  • ボイスチャットを繋いで遊べるマルチプレイゲームを探している人

ゲーム概要

  • タイトル:Few Shall Return
  • ジャンル:PvPvEマルチプレイヤーダンジョン脱出アクション
  • 開発元:Ballard Games
  • パブリッシャー:Ballard Games
  • 発売日:2026年7月21日
  • プラットフォーム:PC(Steam)
  • 価格:1,350円
  • プレイ人数:最大8人(オンラインマルチプレイ対応)
  • 日本語対応:日本語字幕対応
  • ストアページ:https://store.steampowered.com/app/3377400/Few_Shall_Return/

Few Shall Return

  • 発売日2026年7月21日
  • 開発Ballard Games
  • 販売Ballard Games
  • 価格 -30% ¥ 1,350 ¥ 945
  • 言語🇯🇵 日本語対応

『Few Shall Return』は、PvPvEマルチプレイによるダンジョン脱出アドベンチャー。生き残るには互いに協力しなければならない。だが最後の最後で道を切り開くのは己の力だ。1度のラウンドで与えられるのはたったの7.5分。

ゲーム説明

『Few Shall Return』は、極めて短いラウンドで戦う、小規模インディゲームのチームが手掛けるマルチプレイヤーダンジョン脱出ゲーム。忙しい人たちのために、体験時間をギュッと凝縮一度のランの制限時間はわずか7分半。この短時間の中に、脱出劇のすべてが凝縮されています。ただの繰り返しや待機時間は一切なく、あるのはアクションと戦略、そしてリスク覚悟の決断のみ。公開またはプライベートの環境で、最大8人のプレイヤーで参戦が可能です。脱出、そして“共”闘と“競”争脱出できるのはほんの一握りの者のみ。プレイヤーが一人死亡するごとに、別のプレイヤーが一人脱出できる。敵を討ち倒し、パズルを解くには互いに協力しなければならない。だが、脱出の門が開かれた瞬間、互いが全員生き残りをかけて競い合う。生存率を上げるために好きな装備を持ち込めるが、もし命を落とせば、それらすべてを失うことになる。キャラクタークラスとプレイスタイル選択可能なキャラクターの一人、「Molokhia(モロヘイヤ)」は、パイを用いて他者を治癒治癒したり、あるいは毒殺したりするクルセイダー・シェフ。タンクらしい高い耐久力とたくさんのインベントリの空きスペースを持つが、足が遅めなのが玉にキズ…もう一人は、Unrefined Corium(未精製コリウム)を賭けて武器を生成できる、しかし運が悪ければ敵を呼び寄せてしまう射撃型のギャンブラーである「Sprout(スプラウト)」。スプラウトは俊敏で足が速いが、物資を多く運ぶことはできない。今後も様々なキャラクターたちが続々と参戦予定!戦利品とトレードオフインベントリの空きスペースは著しく制限されている! 持ち込むべき装備と、持ち帰りたい戦利品を厳選しよう。武器、鍵、または道具など、すべてを運ぶことは不可能。どの物資が必要なのか慎重に選ぼう。あなたの手元に残るのは、生きて持ち帰ることのできた物資のみ。さらに充実の要素!無限のマップ(プロシーシャル生成)膨大な数の装備
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Steamユーザーレビュー

9 user reviews

ポジティブ 100% (全 9 件 / 👍 9 件)

プレイ中人数

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最大: 1人 / 直近7回分

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