業界のベテランたちが集う新進気鋭のスタジオ「Yellow Brick Games」のデビュー作でありながら、目の肥えたアクションゲームフリークたちを唸らせている珠玉のファンタジーアクションアドベンチャー、それがこの『Eternal Strands(エターナル・ストランズ)』だ。
Steamサマーセールで70%OFFの1350円だ。2026年7月10日までなので見逃すな!
本作の魅力を一言で表現するなら、「プレイヤーの創造性をどこまでも全肯定してくれる、熱いシナリオと物理演算のエンターテインメント」である。
まずは、本作の壮大な世界観とダイナミックなアクションの片鱗を、こちらの美麗な映像で確認してほしい。
触れるものすべてが武器になる、物理と魔法のシナジーが生むカタルシス

本作の戦闘と探索の核となるのは、リアルタイムで波及する熱、冷気、そして緻密な物理演算システムだ。
実際に操作を始めると、その自由度の高さに一気に脳汁が吹き出すのを感じるだろう。テレキネシス(念力)を使ってそこら辺に転がっている巨木や岩石を引っこ抜き、敵に向かって文字通り「叩きつける」のは最高にカタルシスがある。
さらに凄いのは、魔法属性の組み合わせだ。迫りくる炎を遮るために周囲の木々を倒して即席の防壁にしたり、敵を凍らせてから大剣で粉砕したりと、戦場にあるものすべてが戦術に直結する。
氷の魔法で空中へ瞬時にブリッジを架けて崖を渡るなど、戦闘だけでなく探索でも「ひらめき」がそのまま攻略ルートになる感覚は、一度味わうと病みつきになる。
圧倒的巨獣との死闘!「Shadow of the Colossus」を彷彿とさせる超ダイナミック戦

本作の白眉と言えるのが、「グレート・フォー(大敵)」と呼ばれる超大型モンスターや古代の自動人形「アーコン」とのバトルだ。
主人公のブリンは、ゼルダの伝説BotWのように「あらゆる壁や巨体にしがみつき、登る」ことができる。数十メートルはあろうかという巨獣の足元からしがみつき、暴れる敵の背中を必死に駆け登っていく瞬間の緊張感と興奮は、まさに言葉を失うレベルだ。
ただのHPゲージの削り合いではない。巨獣のアーマープレートを力任せに引き剥がし、弱点を露出させ、そこへ渾身の魔法や大剣を叩き込む。
空飛ぶドラゴンの翼を氷魔法で凍らせて強制墜落させ、空中でもみ合いながらその魔力の核(コア)を「引き抜く」瞬間の映画的な演出には、思わずコントローラーを握る手に汗がにじむ。システムと演出が見事に融合した、極上のゲーム体験がここにある。
泥臭くも愛おしい、旅の仲間たちと紡ぐ濃厚な人間ドラマ

本作はアクションの爽快感もさることながら、共に過酷な地を旅する魔法使いのキャラバン「 weaverband(織師の団)」の面々とのコミュニケーションが、驚くほど丁寧に描かれている。
拠点となるキャンプでは、学者や鍛冶屋など個性豊かな仲間たちとの深い対話が待っている。時に恋仲になり、時に理想の違いからガチで喧嘩を始める仲間たちの人間臭いドラマは、単なるテキストの枠を超えてプレイヤーをこの世界へ強烈に没入させてくれる。声優陣の熱演も素晴らしく、気がつけば彼ら一人ひとりの行く末が気になって仕方がなくなっているはずだ。
装備のクラフトシステムも非常に親切で、集めた素材を使って自由にビルドを試せる上に、リフォージ(再鍛造)の際は使用した素材が100%返還される。プレイヤーにストレスを与える無駄なグラインド(素材集めの周回)を徹底的に排除した設計には、開発陣のゲーマーへの深いリスペクトを感じずにはいられない。
総評:インディーの枠を超えた、2025年を代表する隠れた名作

荒削りな部分や、一部の最適化不足といったインディー特有のマイナーな課題はあるものの、それを補って余りあるほどの「圧倒的な楽しさ」と「ゲームへの愛」が本作には詰まっている。
巨獣にしがみつき、世界を文字通り引っかき回すようなダイナミックなファンタジーARPGを求めているなら、本作は間違いなくあなたの期待に応えてくれるだろう。この夏、無料の大型DLCアップデート(「PARASITE」&「Stargazer」)も適用され、さらにボリュームと快適性が増した本作の世界へ、ぜひ飛び込んでみてほしい。
ゲーム概要
- タイトル: Eternal Strands
- 発売日: 2025年1月28日
- 開発元 / パブリッシャー: Yellow Brick Games
- 価格: ¥ 4,499(Steamサマーセールで70%OFFの1350円)
- 対応言語: 日本語字幕対応
- 公式ハッシュタグ: #EternalStrands
- ストアリンク: Steam ストアページ







