ゾンビの群れをホバークラフトで轢き潰せ!爽快感抜群の終末ローグライトアクション『終末戦車:ゾンビワールド』爆速レビュー #scadgame

悪意ある企業の実験によって文明が崩壊し、人類が絶滅の瀬戸際に立たされたポーストアポカリプスの世界。残された生存者たちは、要塞化されたスクラップヤードの居住地で細々と生き延びていた。そんな絶望的な世界を舞台に、強力なホバークラフトを駆って無数のゾンビを蹂躙する爽快ローグライトアクションが登場した。ドット絵で描かれる混沌とした戦場で、アドレナリン全開の生存競争が幕を開ける。

独特の慣性がクセになるホバークラフトアクション

本作最大の特徴であり、他の無数にある立ち回り系ローグライトゲームと一線を画しているのが、自機が「ホバークラフト」であるという点だ。

実際に操作してみると、独特の慣性(モメンタム)が効いた挙動が非常に新鮮。ただ敵から逃げ回るだけでなく、スライドするように滑る車体をコントロールし、位置取りを意識する楽しさがある。この全方位へスムーズに滑走するスピード感がとにかく抜群で、大量のゾンビの包囲網をドリフトで紙一重でパッシングできた瞬間は、脳汁が溢れ出るほどの興奮を味わえる。

自由度の高いビルド構築と街でのメタ進行

拠点となるスクラップヤードの街では、遠征で集めた素材を使って強力なタレットをクラフトしたり、新しいホバークラフトの購入、さらには永続的なステータスアップグレードが可能だ。

さらに面白いのが、個別の武器を操作してくれる「クルー(射撃手)」を酒場で雇うシステム。どの武器を搭載し、誰にその引き金を任せるかで、戦闘スタイルがガラリと変わる。ステージ中でのレベルアップ時に選択するランダムなパワーカードの組み合わせも加わり、毎回異なるシナリオの戦闘ビルドを楽しめる深さがある。何百ものミニレベルが用意されており、防衛戦やボス戦など、飽きさせない工夫が随所に凝らされている。

荒削りながらも圧倒的なポテンシャル

現在本作は早期アクセス(Early Access)段階ということもあり、一部のUI周りやコンテンツのボリューム、ゲームバランスの調整にまだ磨きをかける余地が残されている印象だ。特に中盤以降、ビルドが完成してくると一気に難易度が下がり、無双状態になりやすい傾向がある。

しかし、開発チームの対応は非常に迅速で、コミュニティの声を取り入れたアップデートが精力的に行われている。無数のドット絵ゾンビが画面を埋め尽くしてもパフォーマンスが低下せず、サクサクと快適に群れを吹き飛ばせる最適化の高さは見事。1,050円という価格を考えても、十分に価格以上のスリルと爽快感を提供してくれる一作だ。今後のさらなる進化に大いに期待したい。

ゲーム概要

  • タイトル:終末戦車:ゾンビワールド (SCAD)
  • 発売日:2026年5月28日
  • 価格:¥ 1,050
  • ジャンル:ローグライト・アクション / サバイバル
  • 開発元:NAISU
  • パブリッシャー:NAISU
  • 対応言語:日本語字幕対応
  • ストアページ:https://store.steampowered.com/app/2854620/_/

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